さて、報告が遅れまして申し訳ありません。
6月2日(日)には都立第一商業高等学校において、第71回高体連インターハイ予選都大会1回戦が
行われました。この日は、東京都の各地で1回戦、2回戦が行われ、ベスト16が出揃いました。

本校の1回戦の相手は都立第一商業高校。
今年度は関東大会予選都大会で1回戦が東海大菅生高校と当たり、ベスト16入りはなりませんでした。
春の春季大会とインターハイ予選都大会のいずれかでベスト16入りすると、秋の新人大会の
支部大会が免除になります。引退間近の3年生にとってはこの大会で結果を残すことはもちろん、
この大会でベスト16に入ることで後輩たちに支部大会免除というプレゼントを残すことが出来ます。
ただ、このインターハイ予選都大会は公立の学校や私学の進学校にとっては引退を賭けた
最後の都大会。本校も悲願の都大会ベスト8進出を目指して、1つでも多く勝ちたい所です。
さて結果は・・・

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高体連インターハイ予選都大会 1回戦 第2試合

都立第一商業  0000200    2
駒澤大学     301120X       7

何とか勝つことが出来ました。
都立第一商業高校とは、5月11日(土)に対戦したばかり。
その時も何とか勝たせて頂きました。ここ最近は練習試合でも本校の方が分が良い状態でした。
実は、それが1番引っかかっていて、油断ではないですが、春季大会の東海大菅生に比べたら
やりやすい相手。練習試合もしているし、勝っている。こうした部分がマイナスに働かないか、
それが1番不安でした。この試合に向けてもありとあらゆる可能性を考えて指示をしたつもりでした。

先発は、これも悩みに悩みましたが、3年のエースに託しました。
春季大会以降、ケガの影響で満足に投げられていない状況でした。本当にこの試合にギリギリ
間に合わせた状態だったので、本当に悩みました。エースはそんな気持ちを知って知らずか、
丁寧にコースを突いていきます。緊張するであろう、初回の立ち上がりも先頭、2番と難なく抑え、
3番にはヒットを打たれたものの、4番をライトフライに切って取り、無失点で切り抜けます。

1回裏の本校の攻撃。
先頭は倒れるものの、2番は死球で出塁。3番はヒットで続き、4番にも死球で1死満塁。
続く5番はライト前タイムリーヒット!!! 待望の先制点が入ります。続く6番は倒れますが、
7番はセンターへ2点タイムリーヒット!!! これで3-0と突き放します。

2回以降もエースは安定したピッチング。三者凡退とまではいかなくても粘って投げて0点に抑えていきます。
本校は、2回こそ得点は奪えませんでしたが、3回、4回と着実に1点ずつ得点を重ねて行きます。

5回表。ここまで順調に投げていたエースですが、自らのミスで2死満塁のピンチを招きます。
ここでたまらずタイムを取ります。ここまで5-0。ほぼ完璧な内容で試合を進めて来ました。
この満塁のピンチで迎えるは、5番のセンター。ホームランを打たれても1点差。ヒットを打たれても
2点奪われるだけ。思い切って投げていこうと、アドバイスを送ります。
しかし、ここで5番に痛烈な2点タイムリー2ベースを浴びます。これで5-2。
一気に3点差に詰められました。ただ、エースはここで踏ん張り、次のバッターをセンターフライでアウトにし、
3失点で切り抜けます。突き放したい本校は、1アウトから6番が出塁。7番がライトオーバーの2ベースで
1アウト2,3塁。ここで8番が見逃し三振。ここで点を奪えないとキツい場面で、この日普段FPだった3年の
サードに打順が回ってきます。2ストライク2ボールから思い切って振り抜いた打球はセンターへ!!!
きれいなタイムリーヒットとなり、6-3と突き放します。続く1番もセンター前タイムリーヒットで1点。
7-2と更に差を広げます。

後は5点差を守るのみとなった本校は、マウンドをエースに託します。
エースは見事期待に応え、6回、7回と連続三者凡退に切って取り、勝つことが出来ました。
点差だけ見ると、余裕のあるように見えますが、実際はいつ逆転されるかとヒヤヒヤものでした。
何とか勝ちきることが出来て良かったと思います。
この試合で感じたのは、やはり点を奪えるときに確実に奪っておかないと試合は分からない
と言うことですね。この試合、3回、4回の1点が本当に大きかったですね。これを確実に取っておいたから
こそ、優位に試合を進めることが出来たのだと思います。

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高体連インターハイ予選都大会 2回戦 第4試合

立川女子・八王子  0 0 0    0
駒澤大学        313       16(3回コールド)

勝つことが出来ました。
第3試合は第1試合に勝ち上がった錦城高校と、日大豊山女子との対戦でした。
この試合は白熱した展開で7回でも決着がつかず、タイブレーカーとなりました。
タイブレーカーの結果、日大豊山女子が1-0で勝利をもぎ取りました。
そうした熱戦もあった関係で、この第4試合の開始は何と15時30分ころになってしまいました。

この試合に勝てばベスト16入りが決定します。
相手は立川女子・八王子合同チームでした。合同チームですが、支部大会を勝ち抜いてきたチーム
なので油断は出来ません。しかも対戦してみて感じましたが、ピッチャーが凄く良かったです。

本校の先発は1回戦に続き、3年のエース。
初回を難なく三者凡退に切って取ります。裏の攻撃で突き放したい所でしたが、これがなかなか
良いボールが来て打てません。しかし、4番、5番、6番がヒットでランナーを返し、3点を奪います。
2回表も無難に抑え、裏の攻撃で一挙に13点を挙げます。これは完全に守備の乱れですね。
本校の打ちミスは多々ありましたが、それを悉くエラーし、得点になっていきました。
一方的な展開となり、3回コールドで試合を終えることができました。

内容的には決して褒められたものではありませんでしたが、公式戦は結果が全て。
これにより、2年連続インターハイ予選都大会ベスト16!!!
後輩たちに、素晴らしいプレゼントを贈れましたね。
この3年の代にとっても、初めて目に見える結果を、自分たちに力で手に入れましたね。
おめでとう!!! ただ、まだ試合は続きます。本校の悲願であるベスト8はもう目の前。
相手は日大豊山女子高校です。日大豊山女子は春季大会でベスト8に入っています。
本校よりも格上なのは、火を見るよりも明らか。ですが、チャンスがないわけではありません!!!
昨年、桐朋女子戦で掴みかけたベスト8に再び挑戦出来るビックチャンスです!!!
最高の準備をして行きたいと思います。

当日は、グラウンドを準備して下さった都立第一商業のA先生、対戦頂いた立川女子・八王子合同の
先生方、日大豊山女子のS先生、A先生、錦城高校のK先生、I先生、審判団の皆様、
大変お世話なりました。ありがとうございました。また宜しくお願いします。
そして応援に多数駆けつけて下さいました本校の保護者の皆様、何とかベスト16入りを果たすことが
出来ました。来週にはベスト8をかけた試合がございます。引き続き温かいご声援宜しくお願い致します。