特徴についてお話ししてみたいと思います。
最低限の前提として週一ペースで習いに来て、
自宅でもある程度勉強するものとします。
その上で、ですが、
問題として出される詰碁、と、実戦に出てくる詰碁、は、同じ形でも大きく違います。
問題は問題ですから、手を探すのが当たり前です。
しかし、実戦はまず、気がつかないことにはどうにもなりません。
そこで、習った詰碁なり手筋、を実戦で使えるように、形を見て、頭に浮かぶ状態をつくれるか。
これがかなり大事になってくると思っています。
そのためには一定の期間内に反復。
反復練習して、効率良く、良く出る形を習得してしまうこと。
これが上達するのに欠かせない大事なポイントだと思います。
大人であれ、子どもであれ、
時間の経過とともに、
記憶したことはどんどん忘れていきますので、
忘れる前に、得た知識を
定着させることができるかどうか。
実戦で使いこなす状態をつくれるか。
この定着させる作業がスムーズな方ほど、覚えるのが早く、初段に早く到着する方と言えるのではないかと思います。