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ふつーの主婦がふつーに思う日々

実母、義父の介護生活も終わり、子ども達も巣立ちました。
日々の生活や仕事で感じた事など、ダラダラと綴ってます。

仕事中、トイレから呼び出しボタンが鳴りました。


車椅子用トイレから鳴る事は度々ありますが、普通のお手洗いで鳴ってる。


急いで行って、ふたつあるお手洗いのどちらから鳴ったのか、とりあえず


どうしました?


と声を掛けて、多分こちらだろうとドアをノックすると、


「あのね、流れちゃったの」


と。


何か大事な物を便器内に落としたのかと思ったら、


「お便をしたんだけど、見てもらおうと思ったのに勝手に流れちゃったの」


と。


その方の連絡帳は同居娘様が何時にどんなお便がどのくらいの量あったか事細かに書いてくれてあるんです。


きっとご自宅では排便の後は流さずに、娘さまに確認してもらってるんでしょう。


デイでも排便があった、職員に確認してもらわないと…と思ったんでしょうね。


ところがデイのトイレは立ち上がるとセンサーで自動で水が流れる。


あらあら、流れちゃったわ。困ったわね。


で、呼び出しボタンを押したという訳だったんです。


お便はどうでした?緩かったりしました?


「ううん、とっても立派なお便だったの」


たくさん出ました?


「ええ、たんまりと」


それはよかったですね〜(´∀`*)


その日の連絡帳にはその方の言葉をそのまま


『○時、排便がありました。とっても立派なお便がたんまり出たそうです』


と書かせてもらいました(^◇^;)


もちろん、『ご本人の言葉をそのまま伝えさせて頂くと…』と前置きしてね。


このセンサーで自動で流れるトイレも便利だけど、時として不便。


中には用を足してペーパーで拭く時、便座から腰を上げて拭く方もいらっしゃって、拭いたペーパーを便器に落とす頃には自動で水が流れちゃってる、なんて事もあります。


ギリギリ流れてくれる時もあれば、水を流すボタンを再度押さないといけなかったり…。


便利は時として不便です、ホントに。