テンガアール『キミのためなんだからね!!』 | こまつオフィシャルブログ「こまつの今宵もヒャッホゥ」by Ameba

テンガアール『キミのためなんだからね!!』

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i-podがモノラルでしか聴けないという不備に陥ったから勢いで買ってしまったi-podタッチとヘッドフォン






そんなもの買ってる暇あるなら仕事しろよと突っ込まれそうだが、
一言言わせて下さい。














そんな一言から始まるコマッティですけども、

ヘッドフォンはともかく朝走る時に音楽無いとか無理っす(´ω`)




そういえば最近昔スルッと聴いた曲が実はよくよく分析すれば複雑な構成だったり面白かったりするんですよね。


ゴーストスイーパー美神のオープニングとか


松任谷由実さんの真夏の夜の夢とか


つんくさんの曲とか実はキャッチーに聴こえるんすけどとんでもなく複雑なんすよね。


構成は複雑だけどキャッチーに聴こえるの曲書くのが理想です!!



作り手としてはまだまだウンチョに毛が生えた程度なんで頑張ります。


ウンチョに毛が生えるってどういう事?
なんて聞かないで下さい。
僕が悪かったです。














惑星ウンチョは

滅亡の危機の真っ只中にいた。







ハァハァ…


ハァハァ…



侵略者
『…ターゲッ…確認…』



ミリィ
『…チッ…侵略者どもが…!!』


ジャック
『ここはもうダメだ!!ミリィ!!早く逃げろ!!』


ミリィ
『でもどこに…!!』


ジャック
『いいから逃げ…グハッ!!』



ミリィ
『ジャック!!』




ジャック
『…………。』


ミリィ
『…クソッ…なんでこんな事になっちまったんだ…!!』

カチッ…ドーン!!


ミリィは手榴弾を投げ、
その戦場から走りだした。

暗闇に閉ざされた未来に向かって…








宇宙暦XXXX年


惑星ウンチョに突如現れた謎の侵略者の奇襲。

これにより

惑星ウンチョの国家
ウンモ共和国は一夜で壊滅。

残された僅かな人類は希望すら失っていた。










廃墟に身を隠したミリィは
焚き火の前でペンダントを見つめる




ミリィ
『…お父様…ジャック…みんないなくなってしまった…私が…私だけが…』




―回想シーン―

色はセピア

BGM オルゴール



国王ウンモ7世
『ミリィ…』


ミリィ
『はいお父様…。』


国王ウンモ7世
『お前はこの星の希望だ。
何があっても諦めてはいかぬぞミリィ。』


ミリィ
『はい…。』




―回想シーン終わり―






ミリィ
『…諦めてなるものか…またこの星を…あの美しかったウンチョ星を…また…』



???
『それはご立派ご立派』



火を消し、影に身を隠してミリィは銃を構えた。
ミリィ
『…誰だ!?』




???
『俺はグレイ。お前は?
いや、名前なんか聞いてもしょうがねぇか。どうせみんな死ぬんだし。』

ミリィ
『何を言っている…』



グレイ
『お前も戦って来たんだろう?あの化け物どもと。ありゃ無理だ。』


ミリィ
『どうし…』


グレイ
『お前はあの化け物のヤツらを何だと思う?』


ミリィ
『何だとって…ヤツらは宇宙からの侵略だろう…』


グレイ
『違うね。やつらはこの国の生体兵器だ。しかもこのウンモ共和国製ときてやがる。』


ミリィ
『な…何をデタラメを!!』

グレイ
『デタラメなんかじゃないさ。これを見てみろ。』



グレイは侵略者の腕をミリィの前に投げた。


ミリィ
『これは…』


グレイ
『俺が仕留めた化け物の手だ。その腕輪を見てみろ』


ミリィ
『…これは…』





グレイ
『俺の妹にあげた物だ。』


ミリィ
『えっ!!』


グレイ
『俺は自分の家族を殺しちまったのさ。』


ミリィ
『だが…生体兵器というのは…』


グレイ
『生体兵器にするための薬。X0-ZZZ1型。通称ファントム。
元々は治療のためにと開発が続けられた薬だが、
国家研究所のゲリトン大臣が偶然か意図的かコイツを作ってしまった。

そしてサンプル投入した所、研究所内で暴発。
研究所内の人間に感染して…ボン!!

これが真相だ。』


ミリィ
『そんな…あなたは何故そこまで知ってるんだ…?』


グレイ
『国家研究所のゲリトン大臣は俺の親父だからだよ姫さん。』

ミリィ
『!!お前私を知って…!!』


グレイ
『自分達が生きるためにこの国の民を殺すのか姫様よ?』


ミリィ
『わたしは…』


グレイ
『俺はもう疲れた。誰かを殺るたびに頭からそいつの声が離れねぇ。そんな業を背負えるほど強くねぇ』



ミリィ
『グレイ…』





ドーン(爆発音)


グレイ
『なんだ!?』



生体兵器
『熱…応…確認…コレヨリ排除…開…』



グレイ
『チッ…逃げるぞ!!』



ミリィ
『…に……い』


グレイ
『ああ!?』


ミリィ
『わたしは…逃げない!!アイツらの命も、民の希望も全ての業を背負ってみせる!!
この命ある限り諦めないんだ!!』


グレイ
『お前…』


ミリィ
『私はこの国の希望だ!!
ウンチョ共和国の希望という芽を咲かしてみせる!!』



グレイ
『ハッ…希望の芽…冗談じゃねぇ。』



手に銃を取るグレイ


『まだまだヒヨっ子過ぎるオメーは芽どころか毛が生えた程度だぜ!!』


ミリィ
『ウンチョに毛か生えたか…言ってくれる!!』


グレイ
『いくぞ!!』








―――――――――――


今日の名言


ウンチョに毛が生えた






妄想終わり

さって仕事しよっと



@コママ