この虹の根本あたりが我が家。
ニューヨークのあるリハビリセンターの壁に掲げてあったと言う詩。
大きな事を成し遂げようと力を求めたが
謙虚さを学ぶよう弱さを与えられた。
より偉大な事をなすために健康を求めたが
より良く生きるために病を与えられた。
幸福になるために富を求めたが
賢明に生きるために貧しさを与えられた。
世の人の称賛を得るために成功を求めたが
鼻もちならぬ人間にならぬよう失敗を与えられた。
人生を楽しもうと多くの物を求めたが
人生を味わうようシンプルな物だけが許された。
願いはすべて叶えられた。
私自身の願いを全て文字にしたような短いこの詩。
謙虚で、より良くあるための努力を惜しまず、願わくば賢明で、
身の程を知り、簡素だが感動のある人生。
願いは叶うだろうか......叶えたい。
