京都迎賓館のおもてなし | けこですのブログ

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シンプル・イズ・ベストも日本の美意識の一つ。

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こちらは日本間の会席。足が伸ばせるよう掘りごたつ式になっている。

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つなぎ舟もある。
 
 
迎賓館が参観できるとは思っていなかった。
トシちゃんと京都御所を歩いていてたまたま仮設のチケット販売所を見つけた。
人がぞろぞろ歩いて行くので何だろうと野次馬根性が出た次第。
迎賓館が参観可能である事も知らなかった。もちろん見たい。ぜひ見せてもらいたい。
 
迎賓館は宮内庁ではなく、内閣府に所属するそうで、拝観には料金の支払いが必要。
一日何回かの入場時間があって、時間が合えばその足で館内に入れる。
合わなければ何時からの分と告げればその時間に入館できる。
料金は大人1500円。高いと思うか安いと思うかはその人の価値観だろうなあ。
 
私にとっては十分と言ってお釣りが来るほど価値があった。まさに眼福だと思えた。
どんなに眼の無い人間が見ても最高の建材、部材を使って、
その道を究めた職人さん達が精魂込めて創りあげた内装、外装、そして庭だとわかる。
派手過ぎず地味過ぎず、そしてのびのびとした中に心良い緊張感も漂うしつらえ。
 
迎賓館と言うからには海外からの国賓級のお客様をもてなすのが目的。
これを建てるのに莫大な税金が費やされたはずだが、少しも惜しくない。
諸外国からの賓客に日本の伝統美の極みを味わってもらいたい。
そして母国に帰られた折にはそれを母国の人に語って頂きたい。
 
もちろん外国の多くの国々にも国外からの賓客をもてなす施設は多くあるだろう。
が、京都御所内の迎賓館にはよその国にはないであろうと思えるものがあるのだ。
私如きが言うのも何だが、それは居住空間と自然との向き合い方ではなかろうか。
自然と人間のテリトリーの融合こそが日本人の美意識の根幹にある。
 
赤坂の迎賓館は実見した事はないのだけれど、写真を見ればまるでベルサイユ宮殿。
当然ながらオリジナルはヨーロッパ文明なわけで、本物にはかなわないに決まってる。
京都御所迎賓館こそが日本のオリジナル。
この池に降る雨の波紋、映る月、建物が落とす灯影こそが日本人のおもてなし。
 
昔はそうでなかったと思うのだが、現在の迎賓館はいつでも参観できる。
実際にお客様をお迎えしている日以外は参観可能。確認が必要。団体のみは予約制。
「いやー、感動した。久々に感動したわ」。
と頷きあったトシちゃんと私だったのでした。