2024年11月、クライストチャーチ近くのサムナービーチにて。

バイク好きの現地ガイドさんもはじめて見たというこのバイク。

マフラーもギヤもない、電動だった。

帰国後しらべてみると、コロナ禍にウェリントン（ニュージーランドの首都）ではじまった電動バイクの会社FTNモーションの最初の百台のうちのひとつ。シリアルナンバーが刻んである↓

「ストリート・ドッグ」の「アーリー・アダプター・モデル」の53番目↑

創業者がホームページで語っている。

「僕らは広告に費やすお金がなかったので、街でバイクをみせびらかすことにした」

FTNmotionは「ファウンダーズ・クラブ」という創業理念を共有してくれるグループがあり、2021年に売り出すと、完全な口コミだけで100台がすぐに完売した。

「お金をかけずに大きな効果を得られてほんとうによかった」

ガソリンタンクにあたるところは空っぽで30リットル大容量の物入れになっている。

当然ながら煙を出すマフラーはない。

最高スピードは50キロ。

継続走行距離100㎞ほど。

価格はNZ＄12,000（＝2024年1月のレートで110万円ほど）

原付バイク＋アルファぐらいのスペックだが、

ちょっとクラシックなデザインがなんともかっこよい。

デザインをカスタムすることもできる。

だが電動バイクはバイクらしいブルルン～という音がない。
車と違ってバイクは実用というより趣味で乗る人が多いから、

この違和感は好き嫌いがはっきり分かれるだろう。

長くバイクに乗っていた小松は一度乗ってみたいと思うけれど、買うのは躊躇する。

バイク王国の日本には上陸するかしらん？

ホンダの電動バイクはHPによると30万円ほどからで継続走行距離は54㎞だった。

ニュージーランドの電動バイク会社 FTNmortion