22:41地震の時には大田区もかなり揺れた。
が、埼玉県南部が震源ということで草加の家の方がどうなっているか心配していたところ。
「おとうさんの部屋だけすごいことになってるよ」と次女から写真が送られてきた。
七段に重ねていた木製のCDラックがぜんぶ倒れている↑
上の数段はかなり遠くまで飛んで、
扉のガラスは割れ、
ラックの箱自体がばらばらになっているものもある。
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CDをステレオに入れて再生することは近頃ほとんどなくなった。
パソコンのHDDにダウンロードしてしまえば、あとはiPhoneで聴けばよい。
さらに最近はサブスクの登場で、
CDというモノさえ必要なくなってきた。
やれやれ、ここまで集まってしまった山のようなレコードやCDをどうしてくれよう。
今回の地震は、
「こういうモノはもう必要ないでしょ」という啓示かもしれない(笑)
人生の一時期に寝食を忘れて聞いたレコード、読んだ本。
旅仕事のために調べに調べた資料、スクラップ。
今も使っているのならよいが
場所をふさいでいるだけになっていたのではないか?
「いつかまた見る日がくるかもしれない」
いや、そういう日はまずやってこない。
やってきた時に「どこへいったかなぁ」と探し回るようなら
それは存在しなかったも同じだ。
モノを所有することに実際は価値はなく
モノを使うことにだけ意味がある。
以前は使うためには所有しなくてはならなかったのだが
昨今はそういう常識がひっくり返されてしまった。
惜しいと思わずに捨てて次へ進む時期だと
地震が啓示をあたえてくれた?