大友良英がFMのJAZZ TONIGHTという番組でクリード・テーラーという人物をとりあげていた。

「知らない人だなぁ」と思ったが、自分が大学時代によく聴いたレコードが、この人のプロデュースしたCTIレーベルのものだったと知って聴きなおした。

↓左下に小さく「CTI」の文字。

↓創設して自身の頭文字をつけたレーベルだったのだ。

↑デオ・ダートの「ツァラトゥストラはかく語りき」

なんと大人なジャケット!

いわゆる「ジャケット買い」させられてしまう。

CTIのレコードはこういう独特のデザインセンスをしていた。

演奏ももちろんすばらしいのだけれど。

こんな音をしています※Youtubeにリンクします

↑このシーウィンドのレコードもよく聴いたっけ。

※こんな音をしていますYoutubeにリンク

謎めいたこの宮殿がどこなのかは今も知らない。

↑右下にCITのロゴ

 

当時はクリード・テーラーという人など認識していなかったけれど、今になって彼がプロデューサーという立場で一貫したコンセプトをCTIにもたらしていたのを知った。

 

プロデューサーという役割の意味、何十年も仕事をしてきてはじめてやっとわかる。