ルーブル美術館の建物の別入口で「装飾美術館」がある。何度もその前をとおっていたが、今回はじめて入ってみた。


歴史的な流れの中で、時には部屋ごともってきてしまっている展示も少なくない。家具や置物はそれだけで価値をするわけではなく、置かれる環境こそが重要だから当然である。


日本人の視点で面白いのは、19世紀後半から20世紀前半にかけて、多様な日本デザインブームが起こっていたのを確認出来る事。


アルマンド・アルベルト・ラトゥ(1882-1938)は、デザイナーのランヴァンの部屋全体をデザインしていて、その家具がまるごと展示されている。実に面白い、この「屏風」


byoubu


近づいてみると、リスだか鹿だかわからないジャパネスクな動物たちが躍動していた。


risushika