パリの西郊外に位置する丘、サンジェルマン・アン・レーは高級住宅地。
現在も16世紀からの城が建つ場所からはパリが遠望できる。
サンジェルマン・アン・レーより見るパリ
マルメゾン荘から近いので少し立ち寄って、この景色を楽しむ。

新凱旋門のあるラ・デファンス地区に高層ビルが固まっているのがわかる。
エッフェル塔の先がちょっとだけ見えている。

19世紀、建設中のパリは今よりずっと騒々しくて、冬は特に暖炉から排出される煙で真っ黒だったろう。余裕のある人はちょっと郊外のこういった町にすんだのだ。
作曲家ドビュッシーもこの町で生まれた。

生まれたといえば、ルイ14世はこの城で1638年に生まれ、町の紋章はこうなった。
サンジェルマン・アン・レーの紋章

この城は現在国立の考古学博物館となっていて、かなりおもしろいものがありそうなのだけれど…しっかり案内していただけるガイドさんと一緒の時に、いつか入場してみたい
サンジェルマン・アン・レーの城

それにしても…サンジェルマン・アン・レーの「en Laye=アン・レー」って何を意味しているのだろう?