高菜です。

今回は完全に自分語りに振り切った記事を書いてみようと思います。

VSに対する取り組み方について、直近1年くらいで起こったことを振り返っていこうと思います。VSの成長に関してだったり、DLCコースの追加で影響を受けたりといった点で、思うところがある方は何か参考になったり共感できたりするかもしれません。

また、今後どのようなスタンスおよび手法でマリオカートに取り組んでいくかについても考えていきたいと思います。

是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

※かなり久々に文章を書いた上に突貫工事なので、読みづらいとか分かりづらいとかありそう。すみません。

 

  プロフィール、実績や経歴など

 

まずはじめに、高菜_MKという人物がどのようなプレイヤーであるか?を語っておこうと思います。少し自分語りがすぎるかな…とも思いましたが、おそらくこのへんの事情を知っていただいた上で本題に入った方が解像度が上がって伝わりやすいのではないかと考えこの形を取りました。

 

 

2020年8月にマリオカート8DXを購入。

プレイ開始後まもなくマリカ界隈を知り、界隈に参加していきます。当時は今とは別の名義を使用していましたが、どこかのタイミングで名義を現在の高菜_MKに変更しました。

 

当時は時間に大きく余裕があり、早い時期から野良やTAを時間をかけてやり込んでいました。そして、1ヶ月経ったころにはラウンジや交流戦を始めていました。

しばらくはmmr0の底辺を彷徨っていたのですが、当時の溢れるモチベーションとやり込みによって実力をつけ、

ラウンジのS3終わり(2021年1月)には今でいうIron2程度。

S4(2021年8月)~S5(2022年3月)は今でいうGold~Platinumくらい。

そしてS6(2022年7月)になると今でいうSapphire程度のレート帯まで来ることができました。

(昔はレート帯に対するランクの基準が今と大きく異なっていたため、わかりやすいように今の基準のランクで書いています)

そこからはなかなかレベルが高い部屋ということもあり、すぐに実力やレートを上げることは叶いませんでしたが、1年以上の時間をかけてじっくり打ち込んでいくことで、S9(2023年10月)にはPeak mmrを更新することに成功し、Rubyまであと一歩というところまでたどり着きました。また、この間に交流戦やNITAにも意欲的に取り組んでおり、総合的に様々な地力が伸びた時期であると言えます。

この時点での高菜_MKというプレイヤーは「TAにもVSにも打ち込み、前張りメインではあるが打開もそれなりにこなす、バランス寄りの走力型プレイヤー」であると言えます。

 

前置きはここまで。ここからは、2023年以降の自分がどのような取り組みを行い、どのような結果になっているか?を書いていきます。少々長くなってしまいますがお付き合いください。

 

  2023年の大失敗

 

2023年5月、ラウンジS9開始。このとき、確実にいくつかの歯車が狂っていました。

自分の実力は一時的にPlatinumまで落ちており、そこからSapphire2まで戻すのにかなりの時間を要しました。

 

実力を落とした原因は主に二つあります。

一つはけっこう単純で、大学受験の勉強(2022年12月~2023年2月)でマリオカートの時間を削っていたことでVSの勘を大きく失っていたことです。ただしこれは2023年2月の時点で解決した問題ですし、結果的に勘を取り戻すことができているので、ここでは割愛します。

もう一つは、今回の重要項目の一つにもなるのですが、DLC3(2022年12月追加)のコースに対してまともに研究を行わなかったことです。これは「しなかった」というより「やらなかった」が正しく、当時の高菜_MKはDLCが8コース追加されたのに対して「1コースのみを極めよう」という"狂気の策"を講じました。ここでやり込んだテレサレイクは当然ながら高い勝率を叩き出すことに成功したわけですが、他の7コースに関しては絶望的なまでに点数が取れず、自分の大きな弱点になってしまっていました。

 

さて、こんな状態でDLC4のコースが来てしまったらそれはもうお察しですし、環境の変化なんてあったらたまったもんじゃありません。自分は「なるべく簡単なコース来い、不人気コースだらけで環境変わらないであってくれ…」と願っていました。

 

結論、全部が裏目に出ました!

 

中量級アッパーによる、カスタムと走法の大幅な変化!(は?)

スノボとワルスタという、超高難易度&大人気コースの登場!(はあ?)

おまけにアムスやバンコクといった準人気コース、癖のありまくりなヨシアイの追加!(??????)

 

DLC4は間違いなく時代を変えた最高のDLC…という認識が一般的ですが、自分にとっては「地獄か?」としか言えないような内容でした。ただでさえDLC3がまともに走れないのに、DLC4で大幅な環境変化が起こってしまい、対応しなければならないことの幅が想定から数十倍に膨れ上がったのです。

 

というわけで、DLC3とDLC4に関してはTAの経験値はおろかVSの経験値すらもない状態です。

そして、そんな状態を改善しないままラウンジS9終了(2023年10月)まで突っ走ることになります。

今考えると「DLCやれよ」という一言に尽きますが、当時はなぜか「旧コースをもっと鍛えて得点源にすることで誤魔化そう」とかいう誠にあり得ない思考をしていたため、DLC3とDLC4が上手くなることはしばらくありませんでした。

でもまだ大丈夫。このころはDLC4環境への適応が周囲のプレイヤー含め進んでおらず、新コースでのディスアドバンテージはそこまで大きくありませんでした。むしろ耐えてます。

 

ここまでをまとめると、

・S9開始時点では実力が落ちており、DLC3への対応がほとんどできていない&VS的な勘を失っていた

・DLC4の到来により環境が大幅に変化し、想定外の対応を迫られる

・S9の期間を丸々使い(5月~10月)、なんとかPeak mmrを更新

・2023年10月まで旧コースの詰め直しばかり行っていたため、DLC3とDLC4にまともに対応できていないままDLC5を迎えている

・環境の急激な変化に周囲も対応が間に合っていなかったので、「DLCコースの研究は別に急がなくてもまあ大丈夫だろ!」と思い込む

といった感じです。なんかやばそうでしょ?

 

 

  追いつかないDLC対策

 

さて、DLCが下手なままDLC5とDLC6の配信を迎え、当然のごとく大したことはしませんでした。別にDLCが来たところで旧コースさえやっていれば勝てると、この当時は大真面目に考えていたからです。

しかし、現実は非情でした。

 

DLC5

全てのコースがそれなり以上の人気を持つ隠れ優良DLC枠。特にムンリの人気は形式問わず高く、次いでシャボン、ロス、ノコみさも準主要コースくらいの立ち位置を確立する。全てのコースで走りないしはギミック構成が難しく、やり込みで差が出やすいコース群である

 

DLC6

玉石混交。パクしんとロゼプラは新たな1位スタートコースとしての地位を見出しており、DK山、マドリード、Wii虹といった優秀な前コースも多く登場。この弾は特にコースごとの特色が強く出ており、専用の立ち回りや走法研究が必要。

 

…なんですかこれは。いじめですか??

 

DLC6が配信された頃、自分は泡を吹いて倒れているような感覚でした。なんとこの期に及んでDLC4~5の対策がまるで進んでおらず、多少マシになったDLC3も勝率が出せるコースがベルリンのみ(テレサレイクは立ち回りや運の要素が強く、安定しなくなってきた)という状況です。

コースピックの半分近くがDLCになっている時代。もちろんDLCで得点できないという事象は大きく足を引っ張り、旧コースでいくら得点できたところで模擬全体のスコアは酷いものにしかなりませんでした。

このあたりで我に返り、ついにDLCを対策することを決意しま…せんでした

 

なんと、ここまでの状況を鑑みた上で「旧コースを全部NITAしなおそう」という判断に踏み切ります。

これは少し明確に理由があって、自身の完璧主義的な性格ゆえ旧コースの走りがガタついたままなのは許せなかったことと、旧コースさえ終わってしまえばDLCに全力集中できる!と考えていたからです。

結論から言うと失敗なんですけどねこれ。絶対DLCを優先してやるべきでした。

そんなわけで、マリカスからビッグブルーまで順番にNITAを詰めるという謎の生活が始まりました。

 

この間、VSはけっこう手付かずといった状態でした。勝率が大きく落ちた状態で触るVSがとてもつまらないと感じていて、個人戦も66形式も大幅に頻度を落としたため、なんとラウンジのS10はSapphireすら踏まずに終了しました。それまでのシーズンで常に約200戦以上回していたにも関わらず、S10はたった93戦で終了。こんなことしてDLCコースの立ち回りが分かるわけありませんね…非常に反省しています。

 

全コースNITA計画の旧コース編が終了したのは、開始から半年以上経過した2024年4月(S11開始済み)のことでした。

ここで、傲慢にも「今ならVS勝てるんじゃね?」とか言い始めます。浦島太郎が何したってジジイのスペックしか出ないのに、この人は何をおっしゃるのでしょうか。意味が分かりません。

流石に旧コースをがっつり詰めただけあり、ラウンジS11ではそれなりの成果が出始めます。まずは前シーズン踏めなかったSapphire1に到達します。

 

ここでようやく異変に気付きました。

旧コースが多い模擬はかなりの勝率が出るのですが、DLCが多い模擬ほど勝率が急激に落ちていくのです。つまり、DLCで勝てないということはレートを上げるにあたって大きな障害として立ちはだかるのです。

なんで気づくのが今なんですかね?はっきり言って遅すぎです。

 

なお、この時点でのDLCに関する実力は以下の通りです。

・DLC1~3は流石に平均値が取れる、キノキャニは得意寄り

・スノボの2段が安定しない(え?)

・ワルスタのNISCがそもそもわからない(はい?)

・ムンリの車によくぶつかる(これは未だにそう)

・Wii虹はどこかしらで絶対落下する(ん??)

・全体的にライン取りが怪しく、VSで走力負けするレベル(?????)

・全コース立ち回りが迷子()

多分DLC4~6の平均順位7.5位、平均得点5.5点とかだと思います。これは非常に終わっている数値です。

 

というわけで、ここでようやく重い腰を上げてDLC対策を始めました。

まずはピック率の高いスノボとワルスタ。この2コースはタイムを狙っても仕方ないので、ひたすらに妥協NISCの練習と研究を行いました。周囲の知り合いから情報を得たり、Youtubeの解説動画を参考にするなどしてそれっぽいものの習得には至ることができました。

次に、主要っぽくて走力が出るコースはTAを詰めました。アムス、アテネ、デイクル、ムンリ、シャボン、ノコみさ、バンクーバー、ローマ、パクしん、マドリード。列挙すると沢山あるように見えますが、これでもまだやりたいコースは半分以上残っています。

こうして走法への理解を少しずつ深めながら、この記事を執筆している8月現在に至るわけです。

 

このような取り組みを経て走力面を大幅に改善することに成功し、S11の終盤でギリギリSapphire2を踏むことができました。まだ立ち回りが怪しいにも関わらずここまで来られたのは結構ラッキーなのかな、と思います。噛み合いが良かったですね。

 

  結局DLC対策の正解って何だったんだろう?

 

ここからは、DLCおよび、次世代機で来たるべき新作の対策方法について、自分が今できる範囲で考察し、重要なポイントだと考えるものを記載します。

個人的なものなので、万人に合うかは分かりません。参考までに。

 

①練習は満遍なく行うべし!

特定のコースに偏って練習をするより、色々なコースを満遍なく走れるほうが立ち回りなどの研究につながりやすく効率的であると言えます。

 

②自分の弱点、苦手は気づいたらすぐ潰すことを考えるべし!

放置は敵です。ただTAしてないだけ、強い位置取りを知らないだけ、みたいなのは速攻で対策するべきだという話です。

例外として、難易度が高すぎて対策に時間がかかるような要素を一旦無視するのはアリです。例えばエキバの処理なんて一朝一夕で上手くなりませんからね。そういうのはのんびり取り組みつつ他のことに目を向けるほうがお得でしょう。

 

③今の環境に合った取り組み方>>>自分の得意な取り組み方

自分は完璧主義的で拘りが強いところがあるので、カスタムの変化があった際に全コースを片っ端から綺麗に詰めるという手法を取ってしまいましたが、これは完全に誤り。環境がDLCに適応するスピードはけっこう速いので、少なくとも置いていかれないようにはするべき。自分の得意は後から出すのでも遅くないでしょう。

 

 

また、以下の取り組みについては十分な成果を出せたと思っています。全部が全部ダメってわけでもなかったな、というところで。

・マリオカートに全く触らない期間を作らず、ほぼ毎日何かしらでマリオカートを起動していたためVS的な勘を養うことができた

・別ゲーをいくつか少し真面目に触り、ゲームの上達という観点でいくつか知見を得ることができた

・体力づくりや体調管理の方法について考え、多少傾向と対策をつかむことができた(まだ途中なところはあるので今後も要改善)

・TAやNITAで地力を上げ、入力精度を大幅に向上させた

・ラウンジを回したり大会に出るとき、メンタルとコンディションの管理を行い、調整がかなり上手くなった(まだまだだけど)

 

 

  これからについて

 

さて、先日終了したラウンジS11ではSapphire2を達成し、DLCに少しずつ適応してきたという話をしました。

しかし、これはまだ始まりにすぎず、実際はもっと勝つためにやらなければいけないことが山積みであるということに気をつけなければなりません。

 

そこで、この記事の終わりに自分の目標を宣言し、そこに向かっての取り組み方も明確にしておこうと思います

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

目標

①ラウンジS12にて、Ruby1到達

②ラウンジS13にて、Ruby2到達

③Summit League S6にて、所属チームでDivision内優勝

④体力面と精神面のさらなる安定化

⑤リアルとマリカの両立

 

これからの取り組み

⓪DLCのTAをさっさと終わらせる

①旧コース含め、自分が得意ではない/苦手とするコースの立ち回りを、試行回数の上でしっかり考察する

②上位プレイヤーの配信を視聴し、座学として自分の立ち回りに取り入れる

③ラウンジS12は最低250模擬以上回す できればもっと

④交流戦形式の研究と練習、チームメンバーとの交流をちゃんとする

⑤常に新しいことを求め、改善する意識でマリオカートに打ち込む!

⑥平静メンタル