新年あけましておめでとうございます。

 

っと、申し上げたいところですが、この過疎ブログに何らかの理由で奇跡的にたどり着いた読者の方はそれどころではない状況だと推察いたします。その何らかの理由とは、今現在離職中の50代、もしくはもう耐えられないけれど耐えるしかない在職中の50代だと思います。ええ、勝手に思っています。

 

命からがら5年前(2018年1月15日)に入社した会社になんとかつながり続けております。とうとう5年が経ちました。現況はなんとか過去に在籍していた大手の当時の年収迄戻すことができました。これからも精進します。

 

さて、この会社での在籍期間も5年となり、部長補佐から部長職となり、このたび晴れて転職エージェント経由の採用者側となりましたので、何らかの理由をお持ちの50代読者の皆さんのためにお伝えしたいことが数点増えました。初見の方のために今まで申し上げていた部分との重複もあります。

 

■50代の転職は無理ゲーと認識してください

 小生のような懲戒解雇以外理由が無いのならば、絶対に現職を辞めることを先にしないで、辛くても在籍しながら職探ししてください。収入が切れることが一番怖いことです。また、絶対に転職エージェントの力を借りてください。そのエージェントからも無視される存在であるので、心折れずにチャレンジし続けてください。よく聞く転職エージェント「ビズリーチ」とか「リクルート」とかからはほぼ無視される存在なので、中小のエージェントや個人エージェントともコネクションを持ってください。とにかく広く!すこしでも広く!

 

■職務経歴書の書き方

とくに離職直前、在職中の最終、もしくは一番アピールしたい履歴にいては、どのような業種のどのような業態なのかの説明を必ず記入しましょう。あなたのスキルは求人側の何に効くのかの目線で、単に『法人営業』とか『〇年連続予算達成』とか『社内表彰の経験あり』とかの記載は、あまり採用の判断基準になりません。法人営業ならば、どのような法人の本部(子供でも知っているくらいの超大手だと好印象)とのコネクションなど、具体的に。本部窓口以外の担当者についてはあまり戦力的なアピールにはなりませんので、書いても無駄です。若手じゃないので、店舗を回って足で稼ぐ50代営業を探していません。そこは若手が担うポジションで、50代にとってはレッドオーシャンで、かつ絶対に体力で勝てない領域です。若手では不可能、経験を積む以外に勝機はないという領域で勝負をかけましょう!

 

■あなたのような人を探している企業のすべては中小かスタートアップ

かるく前述しておりますが、売りたくても「大手」とのコネクションが無い、PRの仕方を知らない、大手小売業の流通に自社の製品やサービスを載せる手法を知らないような企業が大半です。もし前述のようなスキルがあれば、大手小売業と取組むには何が必要で何が足りないのかを瞬時に見抜けるあなたの経験は必ず活きます!

 

■中小・スタートアップならではの問題点におじいちゃんの存在は何に効く?効果効能をわかりやすく!

理路整然としたオフィスのようでいて、組織図すらなくその内情はゴミ屋敷というのが、これらの企業の問題点です。ゴミ屋敷整理も、たとえば、過去の経験が部署の立て直しばかりやらされたという貧乏くじを引き続けて(これはあなたの前職の経営層が絶対曲げない歩くルールブックかつ社内の経験が豊富なあなたのスキルを重宝していた証です)神経をすり減らし離職した経験も必ず活かされます。

 

■こんな長文ブログ書いておいて、こんなこと言うのもなんですが・・・

1項目をヨコ50文字以内で3行くらいにまとめましょう。それ以上の長文は読みません。また、最近のブラウザの環境からとくに最初の50文字×3行程度のツカミの部分が一番大事です!そこでインパクトが無ければ、その先は読まれません。

あなたのキャッチコピー的なツカミを、たとえば、「子供でも知っている著名な大手小売業の本部から過疎地のパパママストアまで、全国津々浦々の小売企業様の本部営業担当を経験し、自社の営業体制の構築と製造から出荷までのインフラ整備をしてまいりました!」など、法人営業を探している中小もしくはスタートアップ企業の目線で見たらこれ以上の優秀な人材はいませんし、これは経験・時間でしか勝てない領域です。

 

■希望年収は空欄もしくは低めにしておきましょう

50代職探しという無理ゲー中の無理ゲーですから、広く探してもらうための網を仕掛けましょう。求人側は検索条件には必ずと言っていいほど年収のバーを設けます。そこに年収を記入してしまうと検索条件で足切りされてしまい、面接まで進めないハードルというか壁を作ってしまいます。年収の交渉は面接時に!まずは会ってもらう、面接してもらうことが目標です。

 

 

まとめますとアピールはもちろん必要ですが、あなたを雇うことがグダグダな中小やスタートアップ企業の中でどのような環境変化をもたらすことが可能になるのか?について、より具体的に雇う側の目線・検索する目線・その目線に引っかかる検索キーワード(具体的な大手企業名で検索されることがありますので、あなたの過去の大手との取り組みスキルおよび経験は「某大手」と書くのはやめて、例えば「AEONリテール」などとハッキリと書きましょう)で職務経歴書を書いてみましょう!

 

新年度スタートの4月に向けて採用熱が高まる年初です!是非一度皆さんの職務経歴書をブラッシュアップしてみましょう!

 

健闘を祈ります!不明点はコメくだされば、必ず返信します。辛い思いをした、している同志の力になりたいので。