ミルワームのケージが4つになりはや半月。

あることに気がついた。
それは、卵を確認し、取り出して孵化したのを確認するまで1ヶ月くらいあるということである。

その1ヶ月は、餌はあまり減らないし、残ってしまうのだ。

では、ミルワームが孵化しているのを確認してから取り出すとどうだろう。

するとこちらは、餌ももりもり減るし、脱皮の殻の数も多い。

そして、きもい。

…きもい。

私は私が飼っているペットには愛着が湧くし、ずっと観察していられる。

だがミルワームは、そう簡単ではない。
主に下の3点が、私は嫌になった。

①初めて手で持ったときの恐怖が忘れられない

あのグネグネとしたものを持つ感覚は、青虫のような可愛さはない。もっと力強く動く。青虫なら可愛いと思える私も、ミルワームは投げてしまうほど嫌いだ。

②繁殖させたいという欲求と繁殖させたくない欲求が葛藤する

ミルワームを繁殖する、ということ。想像もしたくない方はたくさんいるだろうが、それは、
ウネウネのやつをうじゃうじゃさせるということだ
見ていると多少不快である
だがしかし。
好奇心から繁殖させてみたい。
この葛藤…皆さんは分かるだろうか

③逃げ出したときに青ざめる

ミルワームは外来生物、繁殖力も強いため、絶対に逃してはならない。
どのくらい危険かといえば、
他の生物の死骸に食らいつき、寄生はしないものの、大繁殖する点。
乾燥した場所が好きな点において、梅雨の日本は厳しいかもしれないが、
小麦のかすと、少量の水分のみで生きていけるし、繁殖できる。
プラスチック破片すら捕食の対象となる。
木も食べることができる。
部屋の中で何を食べていたのか知らないが、1ヶ月ほど生き延びていたし。
特に昆虫というのはそのような悪環境でも生き延びることができるため、扱いは注意が必要なのだ。

野生化してもありえない話ではない。


投げてどこに行ったかわからなくなったときは本当に青ざめた。(後に見つかったが。)

まあ、そんなこんな、4つものケージを作ってしまったわけだが、
まだ増える予定ハムスターに上げるだけではミルワームの数のほうが多い。何か飼うべきだろうか?

これだけ書いて、読者は、私がミルワームを相当嫌いなものだと思っているかもしれないが、

正直まだワクワクが止まりません

何故って…
いつか、私の部屋のみで生き物のサイクルを作るという目標に近づいているからだ。