小松塾大和町教室の渡邊です。

今回は宮城県入試分析【国語編】です。

 

2024年度宮城県公立高校入試国語の平均点は59点(前年70.9点)。

社会とならんで大幅な下降です。

国語に関しては2023年度入試が高すぎたというのもありますが・・。

 

出題内容は以下の通り

【第一問】漢字の読み書き・熟語・漢字の知識(配点16点)

【第二問】話し合い(配点14点)

「アンケート用紙の下書き」をもとにした体育委員会での話し合いの一場面が取り上げられ、発言の内容や発言の意図など、聞き方・話し方に関する知識が問われました。また、話し言葉を適切な書き言葉に改める問題も出題されました。

【第三問】文学的文章 小説文(配点20点)

【第四問】説明的文章(配点20点)

【第五問】古典の読解※和歌含む(配点10点)

【第六問】作文(配点20点)

 

とりわけ第四問・第五問に関しては例年通り50字程度・30字程度の記述問題が出題されており筆者の主張を正確に読み取り簡潔にまとめる力が求められています。古典では歴史的仮名遣い、和歌の表現技法、情景からの読み取りなど例年通りの出題となっています。

また、記述問題全般に言えることですが、資料・本文から必要な情報を読み取り字数制限に合わせて答えを書く。

この練習を早い段階から行うことがベストかと思います。分からない語句の意味を常に調べる習慣を身につけておくのも重要です。

国語が苦手だから記号問題しか答えず記述は空欄。

このような答案になっている場合は要注意です!

逃げてはダメです。間違っても良いのです。

まずは自分なりに考えて文を書く練習をして下さい。

次の投稿では国語の入試の全国傾向についてお話差し上げます。

 

お問合せはコチラ

☎0120-277-109

HPはコチラ