お父さんは公務員で頑固な性格のうえ大変に生真面目な人でした。
一方、亡くなったお母さんは教員で、教員の長女として生まれ、男女3人ずつのきょうだいも全て教員という教員者一家に育ちました。
当時、女子師範を卒業して教壇に立つことはまだまだ珍しがられた時代ですが、教員になったお母さんは、男性教員以上に厳しく、また激しい性格でした
現代では社会問題になってしまう体罰もしきりに行い、教え子からは、恐怖よりもむしろ尊敬をもって見られていたようです。
自分の(桜井さんの)通っていた中学校にお母さんが赴任してきたこともあり桜井さんはお母さんの教師としての厳しさは、十分体験しています
そしてその厳しさは、家族でも全く変わらなかったのです。
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