大江戸グルメと北斎 | Adagio Days

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カオスなブログ

 

 

すみだ北斎美術館

 

 

 

設計は妹島和世さん

 

 

 

 

 

 

海外での和食ブームは周知の通りかと思いますが、

 

その”和食”が5年前にユネスコの無形世界遺産に登録されてたって知ってましたー?

 

それを初めて知ったのが、

 

年始に行った、

 

▶すみだ北斎美術館で開催中の『大江戸グルメと北斎』

 

食べること好きにはたまらない内容でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”和食”と呼ばれる食文化が発展したのが江戸時代で、

 

そのきっかけとなったのが塩や砂糖・醤油などの調味料が発展したことなのだそう。

 

現代では当たり前なレシピ本は、

 

江戸時代から出回ったそうで、

 

その一部が壁に貼られ

 

今でもそれを見れば作れちゃうくらいわかりやすく書かれていて

 

ヘルシーなTHE和食!って感じで

 

おいしそうなんですよねー♪

 

 

 

 

 

 

展示会場は撮影禁止の為、次の二枚は下記リンク先より画像お借りしています。

▶image source:https://www.k-trs.com/blog

 

 

 

 

 

 

北斎が活躍したのは江戸後期と言われているので、

 

230年とか?それくらい前の先人達が

 

こうやって”食を楽しむっていいよ~”って伝承してくれていたということ。

 

それも豊かな時代だからこその余裕なのでしょうけど。。

 

 

時代が豊かだから、

 

食文化や歌舞伎等(江戸時代初期~)の文化が発展したのか?

 

文化が発展したから豊かな時代が続いたのか?

 

ならば、

 

今、あらゆる文化が発展することで日本は豊かになれるのか?

 

 

 

現代の日本が貧しいというわけでなく、

 

人々の心諸々を含む豊かさ、という意味で。。

 

 

 

 

 

 

 

 

▶image source:http://hokusai-museum.jp/modules/Event/events/view/1601

 

 

 

 

 

 

 

おいしいもの食べると幸せな気持ちになれるし、

 

素晴らしい芸術に触れると幸せな気持ちになれて、

 

自分が興味がある分野なら尚更、

 

そういうのってありません?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも浮世絵って何?

 

って私のような方もいるかもしれなく。。

 

浮世絵とは江戸を中心とした庶民の風俗画で、

 

北斎一門と言って、

 

北斎をはじめとする浮世絵師達が日常のあらゆるシーンを描いているのですけど、

 

どれも威勢があって、活気があって。。

 

 

 

 

 

 

 

 

↑これは江戸ではなく神奈川ですが。。

 

 

 

 

 

 

そういう風に描いた、というより、

 

その絵に登場する江戸時代の人々は、

 

当然様々な闇があったにせよ、

 

何気ない毎日の生活を楽しんでいた人が多かったんじゃないかなと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現代を生きる人間が江戸時代に思いを巡らすように、

 

これから何百年後の未来の人達は、

 

昭和・平成という時代をどう回顧するのかー?

 

そんな先のこと知ったこっちゃないけど、

 

ほんの少し日本という国の歴史に触れたことで、

 

日本人に生まれたこととか、

 

"今"や"これから"についてとか、

 

ちょっと立ち止まって考えてみたくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▶すみだ北斎美術館・江戸のグルメと北斎 1月20日(日)まで