※画像は近所のカフェ、本文とぜんぜん関係なくてスイマセン!^^;
みなさん神楽坂(カグラザカ)って知ってます?
ってバカにしているわけじゃありませんが、
東京の新宿区に位置する小さな街なんですが、
今もあるのか?お茶屋さん(芸者さんとかいるところ)があったり、
古い御屋敷を改装したごはん屋さんに、
客席少なめなイタリアンやフレンチのレストランもあり、
かと思えば昭和な雰囲気のスナックなんかもあったり、
ゆるやかな坂道と迷路のような路地裏と・・・なんとも風情のあるところ。
むか~し、昔のその昔、
神楽坂のお寿司屋さんに注文したバラちらしをよく取りに行ったものでした。。。
懐かしい。。(w_-;
先週のことですが、
滅多に行かないちょっとだけ高級な和食を食べに行きました。
そこでちょっとびっくりしたことが・・・
最初に出された前菜?の器に目が点・・・( ゚ ▽ ゚ ;)
神楽坂時代?自分で購入し、
今じゃ二度と買わないだろう和食器と
まったく同じ種類の食器が出されました。
その瞬間にそれと気付き、
と同時に時間までその当時にタイムスリップ
思わずその器を両手に取り、
変わらぬ質感とあたたかさに、懐かしさを超えて。。
それに触れていた数秒は、
なんとも言えない不思議な感覚になりました。
結局その器は当時付き合っていた人の家の食器棚に並べられたまま、
離れ離れになり、
以来十数年、その器はもちろん、
その人の存在すら記憶から抜け落ちていました。
思えば、超グルメだったその人と付き合っていた当時は、
一生分の料理をがんばったってくらい、
料理の本を買い漁り、食材や器にまでこだわっていた。
その残骸が、
100均の食器を愛用し、手抜き料理ばっかな今。。(^皿^)アハハ
今日ブログつながりのあるカフェのオーナーさんが、
自身のブログに着物姿で神楽坂を紹介していました。
リンクをつけていろんなお店を紹介してくれていて、
ひとつひとつにジャンプしてみるも、
私が足繁く通ったお寿司屋さんはなかったけれど、
先日の和食器との十数年ぶりの再会に続いて、
神楽坂の思い出になんだか不思議な感覚になりました。
神楽坂のお寿司屋さんのバラちらしは、まさにその人が大好物で、
ならば私が!と、
路駐して捕まらないよにうにダッシュでお店まで走り、
よく買いに行ったのでありました。
過去はバッサバサと切り捨てる薄情な私なので、
その人のことは未練も何もない。
でも、あの当時必死になって料理を覚えたり、
いろんなところに連れて行ってもらったり、
チラつく女の陰に負けてたまるもんかと必死で女を磨いたり、
一方でそれなりに?
じゃなくてけっこう苦労もしたり・・・お互いに^^;
その努力が今も残っているかはわからないけど、
そんなアホみたいに何でも夢中になっていた時代が、
今の自分を作ってくれているんだよなって考えたら、
その人に感謝したくなってしまった。
家族とか、友人とか、いろんな人に支えてもらって今があるけれど、
そのグルメだった人も含め、
昔付き合ってきた人達の存在があったからこそ、
今につながっているんだよな~とも思う。
きっと二度と会うことないんだろうな~って思うけど、(笑)
みんな幸せに生きていて欲しい☆