まずですね。
どうですか?
景気は良くなっていますか?
円安のせいで物価が急騰してませんか?
ってとこなんですよ。
なんでこうなったかというと、
『自国通貨が高いという事が国際経済の中でどれだけ優位なものか』
ということを、
きちんと認識していない経済政策の失策から来ていると思うのです。
だいたいですね。
皆さんデフレーションの意味解ってますか?
詳しくはWikipediaの記事を熟読して頂くとして、
円高による原料などの輸入品を格安で購入出来る事や、
海外での人件費が削減出来る事による物価の下落はデフレーションではないのです。
円安になって牛丼屋が高くなりました。
消費税の増税も重なって80円の値上げです。
週1で吉野家で牛丼を食べていた人は、
3840円の損失です。
毎日食べていた人は29200円の損失です。
3食食べていた人は87600円の損失です。
87600円は僕のMacintoshの前回の修理費に匹敵します。
つまりこれだけ生活に影響が出ている訳です。
デフレなんて本当は存在していなかったのです。
誰も困っていなかった訳です。
大企業は表向きは売上が下がったように見えたかもしれませんが、
利益自体は下がっていない訳です。
むしろ利益が出ると宜しくないのが大企業です。
税金が上がったりしますからね。
本当は円安になると内需が冷え込むのです。
でも不勉強な国民はそんな事は知りません。
数字に強い理系の人間はだいたい研究者とか医者とかになってしまうので、
文系のアホな経営者や政治家の算数の出来ない妄言に流されてしまう訳です。
政治家はスポンサーの為の政策を実行します。
自民党のスポンサーは大企業です。
大企業は売上が上がって利益が下がると、
銀行からお金を借りたり税制の面で楽になったりします。
それは即ち株主や役員に還元される訳です。
そして一部の人達だけが得をする意味の解らない経済政策。
アベノミクスが成り立ってる訳です。
アホノミクスに改名して欲しいですな。