その日に思ったことを思いつきで書きますので、お許し下さい。
何遍か何かで見聞きしたことがあるのですが、「忙」という字を嫌う人があるそうです。「亡」が旁になっていて、「心を亡ぼす」と書く。その為か「忙しい」とか「御多忙中」とか使うのを嫌う。
心を亡ぼす。大変結構な事と存じます。心亡ぼすとは、考えてみれば、我見や我慢がなくなること、執着がなくなることと考えられます。「忙しい」というのは、仕事や用事が立て込んでいて、暇がないという様なことでしょうが、そんな中で自分の心にある欲、我欲が失われていく。これは大変尊い作用であるように思います。
ですから、自分の職、或いは天命とよべるものに忙しく走りまわって、削ぎ落とすものを削ぎ落していくこと、これが私は業だと思いました。