母が誕生日を迎えたので、ケーキを食べました。

スポンジはパサパサしますが、生クリームと合わせることでしっとりと食べられました。

モンブランは大好物。

甘いものは食が進みます。

いっぱいいろいろなものを作ったけれど、

結局スイーツには勝てない。

スイーツは母を魔法にかけます。



本日のメニュー


秋の彩り炒り煮。

まずはごま油で野菜を炒めるのですが、

ごぼうだけ先に油に絡めて

ひたひたくらいの水を入れて

柔らかくしてから

れんこんとにんじんを加えて炒めました。


牛肉は片栗粉を混ぜました。



タラの豚肉あんかけ。


元々は身を四等分位に切るレシピでしたが、

噛みきれないと放送後にパンウェイさんに相談したところ

「身を叩いたら良いんじゃない?」

ということで、


タラはポリ袋に入れて

綿棒で叩いて繊維を崩してから

紹興酒を絡めました。

その上で

小麦粉をまぶして焼くので

お魚も柔らかく食べられます。


豚肉は焼きすぎると硬くなるので

焼きすぎないように注意しました。


ちゃんと食べられたのですが、

このお肉のサイズ感は

口の中でバラバラになりやすいので

調子が悪い日は食べられないなと

食べる様子を見ながら思いました。


なので、翌日は

オイスターソースを添えました。

少しあじは濃いめになりますが

少しのとろみを足すことで

口の中でまとめやすいように。


前日に食べている様子を見ていたら、

いつも以上にしっかり噛んでから

飲み込んでいたので

途中で味が抜けてるんじゃないかと思い、

最初少ない量を口に入れて

噛んでるうちに味が抜けたところで

オイスターソースを絡めたお肉を口の中に入れて

味を常に感じられるような食事介助をしてみました。

飲み込む際に

噛み砕いた状態が最初に口に入れたものと同じにならないかもなぁ…

ということが気にはなったのですが、

今の母の状態なら

味重視でも大丈夫かなという判断です。



ちなみに、

本当は焼いた厚揚げもタラと一緒に食べるつもりで

予めトースターで焼いていたのですが、、


忘れてしまいました😅


というわけで、

トースターに入れっぱなしの状態で発見された

焼き冷ましの厚揚げは

ネギと共に焼き直して


ツマミとして私が食べました。


全くの別物です🤣





とろろ入り鶏団子鍋。


これは絶対食べられる

安全メニューとして作りました。

水菜は繊維を噛みきれないので

白菜に変更。

エリンギは口の中で逃げるので

エノキを細かく切って

スープは片栗粉でとろみをつけました。


しかし!!!


驚いたことに

これが一番食べにくそうでした。


先生によると、


とろみのあるスープは

一般的に嚥下障害の人は得意とされていますが、

個人差があり

母はシャキシャキした

噛みごたえがある程度ある食材の方が得意なので

最初からスープばっかり食べている分には

口の動きがスープモードになっているので

誤嚥しないかもしれないけれど、

リズム良く噛んでいるところにスープがやって来るとリズムが崩れてしまうのではないかとの見解。

決してとろみのある液体が

食べられないわけではないけれど

こういう意外なことがわかるので、

診察してもらって

確認することは大事だなと思います。


介護食と言っても

病気による特徴や個人差を考慮して

安全に食べ物を提供することが

改めて大切だと思いました。



長芋の梅おかか和え


本来は、包丁で叩いた梅を鰹節と混ぜたところに

袋に入れて叩いた長芋を和えるのですが


ポリ袋で全部混ぜちゃいました。

まな板、使いたくないもので🤫




肉じゃがコロッケ。


通りがかったお店の店先で売っていたので買ってみました。

一から作って食べてもらえないとショックだからまずは惣菜で様子見😝


すると、


今ひとつでした。

肉じゃがは食べられるから大丈夫だろうと思っていてのに!?


どうやら冷めたことによって

衣がベタッとしていて

噛みづらい様子。

自分で作ってたら揚げたてで衣も食べられたかもなぁ…。

余裕があるときに気が向いたら作ることにしましょう。(←やらなそう😅)


嚥下外来の先生方は

今回は女性4人のチーム。

「おめでとうございます!」と拍手と共に

言っていただき、

先生方は母と一緒に記念撮影して帰られました😄


今年も誕生日を迎えられて

嬉しい限りです。