母と犬吠埼に
温泉旅行へ行ってきましたニコ



海を見ながら温泉に入りたいという希望。
そして、バリアフリーのお部屋がある
ホテルを探した結果
たどり着きました爆笑

私たちが泊まったホテル。

玄関に階段があるのですが、
昇降機に早変わりするんです❗️



この右側にはスロープもあるんですが、
それだけじゃなく
昇降機もあるところがすごい。

車椅子の我々を見た瞬間
従業員の方が
すぐ駆けつけてくださって
形だけのバリアフリーではないところにも
感嘆しました。


事前に車椅子を利用する旨
お伝えしていたところ、

客室でいちいち乗り替えるのは
面倒であろうと

自前のものを使えるように
お部屋に敷物を敷いておいてくださいました。



部屋風呂では、
シャワーチェアを貸してくださいました。


手すりがついた浴室。
他にも福祉器具がありました。


実は事前にかなりホテルの方と
やりとりしました。

足があまり上がらないので
全介助するとして
どのようなプロセスで介助すると
一番安全に入浴できるのかを考えた場合、
予め浴室や浴槽を把握しておくことは重要です。

お問い合わせのメールをすると、
浴室の写真、浴槽の写真
サイズがわかる設計図など、
お忙しい中
丁寧に色々な角度から撮影して
添付してくださいました。


そこから見えた
母の身体状態での
入浴介助の問題点は二つ。

浴槽の縁に一旦お尻を乗せて
180度回転させて向きを変え
湯船に足を入れようという
作戦が良いと考えたのですが、
縁の幅は16cm。やや狭い。

お尻をのせてバランスが崩れると
頭から落ちてしまう危険があります。


もう一つは浴槽内の段差。
手前に29cmの段差があり、
縁に座って180度回転させて
足を湯船に入れても

そこから下に下りられないと
縁にお尻をのせたまま
動けなくなるのではないかという懸念。
足を伸ばして一気に
浴槽の底に足を置きたい。


それを踏まえて
私が用意したのはこの二つ。


滑り止めマットと
浴槽内用のイス。

マットは浴槽から上がった時に
滑らないため。

そして、イスは浴槽内の段差を埋めるため。
採寸してピッタリの物を見つけました。

完璧でした😆❗️


準備万端でいざ入浴。

しかしながら、
想定外のことは起こります。

まず、泉質が塩分を含んだものだったので
浮いてくる!

プカプカ浮く母を押さえつけるのに
必死滝汗

やっぱり浮いて困ったのですが、
学習出来てなかったなーえーん

まあ、今回抑えるのは
母だけだったので
まだ良いか😆

で、格闘していたところ
何やら館内放送が。

ん?なんか言ってるなー。

こっちは浮力とバシャバシャ
格闘している最中で
よく聞こえません。

少し落ち着いた時にまた放送が。

「津波の心配は、ありません…」

えっ
もしや、地震…


海は目の前。
あとでニュースを見たら
千葉で震度4の地震があったとか。
被害がなくて
ホッとしました…


翌朝、早起きして
夜明けの海を見ながらゆっくり浸かり

まあ、霧で全然見えなかったけど😅

私、足湯も入れたら
一泊二日で
5回温泉に入りました😆


帰りのバスに乗る際も
従業員の方が
お手伝いしましょう!と
走ってきてくださって
最後までホスピタリティ溢れる
対応をしてくださいました。


バリアフリーをうたっているホテルは
増えているのですが、
バリアフリーの程度は様々です。

ここまでして下さるホテルは
少ないだろうなと。
本当に有難い🙏

パラリンピック間近
こんな対応をして下さるホテルが
増えるといいな。


余談ですが、
ホテルの玄関前に


ペンギンがいました。
謎😆。