しっぽさんに、温かなお言葉をかけて頂いて本当にありがとうございます。にゃー
重ねて御礼申しあげます。
ブログを書いていて、本当に良かったと
感じています。
私の方はもう、大丈夫ですよ~。ニコニコ


さて先日、紋ちゃんの定期健診に行った時、
お隣に座ったおばあちゃんとお話しする機会がありました。
その方は、飼われている猫の様子がおかしいので
病院にかかったら、後足の付け根が脱臼していたそうです。
それもずいぶん前、仔猫の時からだったようで、
気が付いたときは、足をひきずるようになっていたそうです。
「ずいぶんおとなしいコと思っていたけど、
私も歳をとっていて、あんまりかまってあげていなくて、
気が付くのが遅れて、逆にこのコに痛い思いをさせてしまった。
私がもっと気をつけてあげていればよかった」と
おっしゃっていました。

その話を聞いて、少し気がかりな事が頭をよぎりました。
実は我が家の「ゆず」はよく落ちるんです。
紋ちゃんや銀が階段で遊んでいるのを見つけた
ゆずが「アタシもまぜて~」とばかりに
たたたっと階段を上ろうとしたら、ものの見事に
踏み外してドタっと落ちたり、
例のジャングルジムから下りれなくて
なんかミョ~ンとぶら下がってたり、
高いところからジャンプして着地失敗
してアゴ打ったり…。

思い起こせば、若い三匹で遊んでいても
一人浮いているような…。
そういえば、仔猫の時びっこひいていた時もあったし…。
「ゆずって、も、もしかして足が悪くなっているんじゃなかろーか」
的なことばかり。
紋ちゃんの検診がオッケーだったこともあり、
すぐ先生に気がかりを話して、
次の日一番に予約を入れました。

「絶対びょういんなんか行かないんだぁぁぁ~」と
言い張るゆずをキャリーに入れて
車で15分の動物病院がやたら遠い気がしました。
昨日のおばあちゃんが言っていた言葉が
耳の中に響きます。
「私がもっと気をつけてあげればよかった」と。

すぐに診察室に入り、びびってガタガタ震えるゆずを
なだめ、レントゲンや問診を済ませてました。

「ん~、骨も関節も異常は無いですねぇ。
内臓の異常も見られないし、
でも、こますけさんのお話を聞かせて頂いたところで
考えるとですね…」



「たぶん、性格です」


…はい?


「ゆずちゃんは、あわてんぼで、他のコ達と遊んでいると
目先のことしか見えなくなるようですねぇ。
一匹で遊んでいる時には落ちたりしない様だし、
つい、みんなと遊ぶとコーフンして見えなくなるんですね。
陽気で明るい性格で、お転婆さんであわてんぼなんですねぇ~。」


…先生、それはドジというのではないでしょうか。


怪我や病気じゃなかったことと、ヘンに気合が(?_?)
落ちたのと、恥ずかしいのと入り混じり
赤面しながら病院を後にしました。
なんか、飼い主の性格を反映してるみたいで
ゆずのこと言われたのに、あ、これって自分じゃん、みたいな。

でも、あのおばあさんから「油断しちゃだめだよ」と
メッセージを頂いたようで…。
そして私の方が、色んな人たちや猫たちから
支えられているようで、そんな些細なことですが、
心がほんのり温かくなった出来事でした。

PS
「だから、びょういんなんて嫌いなのよ~!!」と鳴く
ゆずには、特別にササミのご飯でご機嫌をなおしてもらいました。
ゆずや日和-日向ぼっこ