我が家の「みっきさん」は超~びびりの老猫です。
玄関のインターホンの音でびびり、
ゆずが落とした物音でびびり、
ドラマの笑い声でびびり…とまあ、音に対して過剰に反応します。
しょっちゅう、シッポの毛をもふもふにさせ、
廊下をスベり気味にダァ~ッシュ!!して走り去ります。
(いつもそんなに驚かんでもよかろ~に…)
穏やかな生活を望んでいる、と言うより
一人、隠遁生活がしたいような、おっちゃん猫です。
その中でも一番嫌いなのは「お客さん」。
ご近所の人や宅急便なんかはもとより、
お盆やお正月、親戚が集まったりすると、
お客さんのいる間、絶対彼を見ることができません。
とにかく、家の人意外は大嫌いです。
それはもぉ~徹底していて、
おかげで12年間見ることが出来ないみっきさんを
親戚は「謎の猫」と呼ぶようになりました。
いつか撮ってやると思いつつ、
我が家で唯一写真の無い猫でした。
(だけどこの程度の出来でしかありませんが…)
そしたら
みっきさんのなかで嫌いなものが、もう一つ増えてしまったようで
「カメラをもった私」というカテゴリが出来てしまいました…。
これからまた写ってくれないかもしれません。
(ある意味レア写真?)
写真好きのしまちゃんの爪の垢でも煎じて
カリカリに混ぜてやりたいです。

