今日は、久々に、試写会に行く事が出来ました。


最近、幾つもハガキを出しているのですが、中々当たらなくって、ここの所ご無沙汰でしたが、やっと見にいけました。


その映画は「ブーリン家の姉妹」


題名からは、あまり分かり難いですが、内容を一言で言うと、今から400年以上前のイングランド王国の、王宮を舞台とした、イングランド版大奥といった感じの作品です。


ブーリン家という、田舎の新興貴族に、アンとメアリーという美しい姉妹がいるのですが、彼女らの王宮に勤めている叔父が、王宮での、お世継ぎ問題をかぎつけ、跡継ぎの男子が産めない、今の王妃に代わって、自分の姪の長女アンを王の愛人ににして、王宮に送り込み、男子を無事出産すれば、ブーリン家には、富と名声がもたらされるという野望の元、王が、狩のため彼らの領地に立ち寄ったとき、アンを、王にけしかけるのですが、王が選んだのは、優しくて控え目な妹のメアリーを見初めてしまうのです。


そこから、仲の良かった姉妹の歯車は狂い始め、やがて、悲劇へと二人を駆り立てて行くのです。


中世イングランドの町並みや衣装など、とても凝っていて、そして、ブーリン姉妹を演じる、アン役のナタリーポートマンと、メアリー役のスカーレットヨハンソンの演技が、とても上手く、その表情や演技など、引き込まれる物があります。


この映画を見て、美内すずえの「ガラスの仮面」中にあった、劇中劇の二人の女王という作品を思い出しました。

ちょっと設定は違いますが、とても明るく誰からも好かれる妹と、頭がよく野心家の姉。


この二人が、互いにいがみ合いながらも、その根底では、姉妹という切れる事の無い絆でつながっていると言う演技を、素晴らしく演じ切っています。


とにかく、ドロドロした愛憎劇がいっぱいで、そんな映画か好きな女性には、持って来いではないでしようか。


男が見ると、なんて、男は馬鹿なんだろうと思える映画ですね。