ブログネタ:五感のひとつの性能を上げるとしたら、何を上げたい?
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人間は、言葉をしゃべる動物である。
様々な言葉を使って様々な会話か交わされる。
それは友達や兄弟、姉妹、夫婦、恋人同士、ご近所さん、仕事関係等々。
それは、いつも当たり前のように交わされ、いつも当たり前のように行き交っています。
人々は、そんな会話を当たり前のように聞いて、当たり前のように返しています。
決してその会話が無くなる事を気付きもしないで・・・・・
私が、父と最後に言葉を交わしたのは何時だっだろう。
母から聞いた最後の言葉は何だっただろう。
兄とやった兄弟けんかは、何時だっただろう。
全ては、二度と交わされなもの、二度と交(まじ)わらないもの。
全て、私の前から消え去り、ただ1人私は取り残され、ただ1人孤独の海を漂っている。
つかまる物も無く、見える陸地も無く、ただ暗黒の海漂っている。
幾度かの月日を重ね、その孤独に耐え、その孤独を友する術を覚えました。
しかし、時には、暗黒の海に満月の光が降りる夜がある。
耐えた、慣れた孤独の心にも、その光は容赦なく差し込んでくる時がある。
そんな夜、私は願うのです。
この両の目に変えてでも、この耳を、世界の音が聴けるほどの耳にして欲しいと。
暗黒の海に身を漂わせながら、決して摑めない光に身を焼きながら、私は聴いているのです。
姉妹、兄弟の何気ない会話を。
父、母と子供達のたわいない会話を。
夫婦の日常の会話を。
恋人達の甘い囁きを。
そんな、何処にでもある会話を聴きながら、私の眠れぬ夜は過ぎていきます。