今日、フジテレビの朝の番組「とくダネ」という番組の「新・温故知人」というコーナーで、少女漫画家多田かおるさんの生涯が取上げられていました。


少女漫画家というのは、作品のイメージを大切にするので、本人や編集部の意向で、あまりプライベート部分が、出てくることは無いのですが、今回は、珍しく多田さんの誕生から、そのあまりにも悲しい死までを紹介すという、異例の番組になっていました。


そして、今回少女漫画家としては、タブーともいえる旦那さんや、子供の写真などが、沢山使われていて,今回の力の入れ様がうかがえます。


私は、最近の少女漫画界には詳しくないので、「いたすらなKiss」が、アニメ化された時に、作者は既になくなっている事を知りましたが、それ以上の関心は特に無かったのですが、今回の番組を見て、多田さんがどんな思いで漫画を描いてきたのかを、その一端でも知る事が出来て、この番組を見ることが出来てよかったと思います。



多田かおるさんは、1960年9月25日生まれとの事で、、私と同世代なので人だったんですね。


 






家庭には、恵まれていなかった様で、いつも孤独で、それが漫画えと向わせる原動力になっていたんですね。





そして、いつしか夢は・・・・





そして、努力を重ね、念願のプロデビュー





しかし、デビューもつかの間・・・・・







ここで、夢が、仕事としてお金を稼ぐ物に変わっていたのでしょうね。


普通なら、そのプレッシャーに負ける作家もいると思いますが、多田さんは、ヒット作を出す事が出来たのです。


それが「愛してナイト」です。


この頃、彼女にとっての運命的な出会いが・・・・







しかし、幸せは長続きせず、またしても不幸が彼女を襲うのです。






さらに、追い討ちをかけるように不幸が重なりました。









そんな不幸を乗り越え、二人は・・・








しかし、奇跡は起こったのです。






そして、「いたずらなKiss」は、この幸せの中から産声を上げたのです。









そして、多田さんが、本当に憧れ続け夢見た物は・・・・














しかし、不幸の神は、まだ彼女を手放してくれなかったのです。







この作品もまた、作者の人生とともに未完のまま静に幕が下りたのです。







しかし、残されたものの時間は、決して止まることはありません。













最後に、彼女が思い、私達に示してくれた言葉は。



どんなに不幸が襲おううとも、努力し夢を持ち続けたなら、きっとその夢は現実になるという事を、彼女は短い人生のなかで私達に示してくれたのだと思います。


私は、この番組を見終わったとき、彼女の残した漫画達を読んでみたくなりました。