実態は15%案。 | 小林正人のおとらじと

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当たり前の事を考えて、当たり前の事をしたい。当たり前の様に唄って、当たり前の様に愛したい。

「吉田照美のソコダイジナトコ」から文字起こしします。

冒頭、東京新聞5面の論説室からという長谷川幸洋さんが書いた囲み記事を冒頭で紹介。

このかたの「日本国の正体」という本を僕は先日読んだばかりです。官僚と政治家、記者の実態がとてもわかりやすく書かれていました。自らが、官僚のポチだった経験から導きだされる裏事情、舞台裏は「コンビニの店長とバイトの女の子が実は結婚を前提にお付き合いしている」なんてもんじゃない。

「日本国の正体」おススメです。


では、文字おこしします。

吉田「野田政権が、原発0方針のの閣議決定を見送ったのは多くの読者が覚えているだろうという始まりで、重大なもっと重大な問題があり、実は0方針自体が表向きにすぎず、実態は原発依存度15%案なのである。どういう事かと言うと、0方針を掲げた革新的エネルギー環境戦略には別紙って言うのがあってですね、そこに2030年代の省エネ量、節電量、再生可能エネルギー量の目標が示されていると。これは0案じゃなくてよく見ると、全部が15%案で想定した目標数値とぴったり合ってると。さらに消費生活に密着する、家庭用燃料電池、次世代自動車の新車販売台数も15%案で掲げた数字と全く同じという事ですね、長谷川さんはこれを調べて、えーこのように書かれてる訳ですけど、とにかく、国民を欺いてるという、政府に反省が全くないというね、これをちょっとチェックして頂けたらと思います。それでは、天気予報お願いします。」


と、まあ、分かりきっているんですが、ほんとに最低な政府です。
官邸前のデモも、オスプレイのデモを国民がやったって、お構いなしに、やりたい様にやっています。

月曜日のコメンテーターはスポーツジャーナリストの「玉木正之さん」なんですが、幅広い知識と、その軽快でわかりやすいコメントが大好きです。

では、ニュースのポイントで議院内閣制について語ったところを。

吉田「第三次、野田内閣に対してどのようにお考えでしょうか?」

玉木「全く期待がないって言ったら言い過ぎでしょうけどね、やっぱり期待したいと思いますけどね新しい内閣には、でもあんまり期待は出来ないな。っていうかんじです。それよりも前にね、そもそも議院内閣制っていうのはいったいなんなのかって言う事が政治家の皆さんも、我々もね、きちんと分かってないかなと思うところがあるんですね。」

吉田「議院内閣制」

玉木「というのはね、議員の中から総理大臣が選ばれて、そこで内閣を作るんですよね。作った内閣は国会議員でもある訳ですよね。ということは、アメリカのような大統領制の大統領のスタッフが行政府をつくるのとは違う訳ですよね。国会議員の中から行政府が出来る訳ですよ。ところが、一旦出来たら、それは国会議員じゃなくて行政府な訳ですよ。行政府が戦略を、日本をこれからどうするかというのを打ち出さなければ行けないはずですよね。でも、打ち出した事ありませんよね。今までに打ち出してきたのは誰かと言うと、後ろの党が打ち出してきた訳ですよ。例えば、昔は自民党がすごく長く、一党支配していて、野党と言えば社会党と言われる時代があったじゃないですか。あんときには、一内閣一事業みたいな言い方があって、例えば古い話ですけど、戦後すぐの吉田内閣はサンフランシスコ講和条約で日本が独立する事をやったと、池田内閣に引き継がれたら、国土経済成長をやるんだと、東京オリンピックなんかもあったわけですよ、佐藤内閣になったら、沖縄返還をやると、いうようなことを一つずつやったんですよ、途中鳩山内閣も日露交渉をやりましたけどね。そしたら、一内閣一事業というのは、たとえば田中角栄さんのときなんかでも自分は日本改造計画をやりたいと、宮沢さんは資産倍増計画といって、できなかったと。その辺からくずれてるんですよ。それもね、党の中から造られてるんですよ。内閣が造ったというより、党が作ってる。自民党の税制調査会とか、民主党の税制調査会とかあるじゃないですか、内閣の税制調査会もあるんですね一応、それよりも、党の税調のほうが力が強いと。いうことで、今まで来たんですよね。だから、このやり方というのはもはや通じないんではないかと。内閣の行政府自体が、シッカリしなきゃだめなんじゃないかという事を自覚して欲しいですよね。」

吉田「でもこういう状況を打開する方法というの特に?」

玉木「自民党と、民主党っておなじでしょ?ある意味で考えたら、日本維新の党も一緒かもしれない」

吉田「ほんとですよ、自民党野田派、自民党橋本派にしか見えないですよ」

玉木「いっそのことね、保守と呼ばれてる人達は一緒になってしまって、その中で、熾烈な総裁選争いをやってもらって、その時に自分はこれをするんだというのをそこで戦わしてくれたほうがね、わかりやすいし、見やすいとおもうんですね。だって、国会の答弁は足の引っ張り合いでしょ?ところがやっぱり、総裁選ともなると、自分ののし上がり方になりますよね。相手の足も引っ張るかもしれないけど、自分ものし上がっていかなきゃいけないとなると、また、言い方も違ってきますよね、未来の事も言わなきゃいけなくなる訳ですから。だから、それをやめる為には小選挙区制は日本には向いてなかったのかなと、中選挙区制にもどして、保守がでっかく合同して、批判勢力としての社民党とかに適当に残ってもらって、といったら怒られますか、批判はきちんとやってもらって、その中で熾烈な戦いをして、芯の強い政治家がそこで育つというのを待つ以外に無いのかなと。小選挙区制が出来た時に、朝まで生テレビとかで討論がたくさんあった訳ですよ、元気だった野坂昭如さんとか盛んにわあわあ言った時にね、いったん作ってみて、政権が交代して駄目だったときにもどしゃあいいじゃないかとみんなが言っておられた事を今も覚えているんですけどね。もうそろそろ駄目だったという結論を出してもいいんじゃないかなと、いうふうに思うんですけど、どうですかね?」

吉田「ねえ、総理大臣が夢を語ったりとかね、無いんですよね。」

玉木「確かに日本改造計画を言った田中角栄さんはうまく出来なかったかもしれませんけど、何かそれを言うじゃないですか」

吉田「野田さんなんか、消費税増税に命書けるって、非常に悲しい夢を語りますねえ、その先何やりたいんだよっていうのが無いんですよね。」

玉木「仕方ないですね財務省がやってますからね」



文字に起こすと、結構なボリュームになるんだなー。

たしかに、総理が夢を語り、それを聞き、判断でき、その方針を内閣で決めるという責任になれば、見やすいし、わかりやすい。内閣と党の分離は可能なのか?

保守陣営が合同し、総裁選を行うといういわばスケールは小さいけれど、大統領選のような事ができれば確かに面白い。

官僚主導の政策に恥ずかしげも無く乗っかって、波乗りしてるだけの豚サーファーに用はないなあ。



あともう一つ。

城島引退で、玉木さんが面白いことを言ってた。

日本では引退、引いて退くと言うけれど、大リーグでは、アジャスト。
アジャストには意味が二つあって、「清算」と「適応」
「金を稼ぐプロのスポーツ選手というものを清算して次の世界に適応していくという意味を持ってるんだ」というすごく前向きな言葉を提示してくれました。

たしかに、日本で言う引退という響きには悲しい感じがありますよね。
アジャスト。いい言葉です。

野田も辞職する時に「私は来月でアジャストします」なんて言って老後の生活に適応していけばいいんじゃないでしょうか!

清算も適応もさせたくねぇわ!