先日ポレポレに持参した本4冊。
2回に分けて紹介します。
私が一番面白かったのは、この本。
私、疲れると文字が頭に入ってこなくなってしまう時があるので、漫画です。
(ちなみに、タイトル、センセーショナル!
我が家の夫が、今キレて困ってる訳ではないです。夫の名誉のために書いておかねば。)
不登校を語るとき、よく聞くのは
「父親(夫)がなかなか子どもの不登校を理解してくれない」
という嘆き。
父親は朝出勤の時は子どもは寝ていて
「学校行くの?行かないの?」
と母親が苦労して起こす様子は見られず。
父親が仕事から帰ってくると、子どもはのんびりとゲームをしていたり。
「そんなら行けるだろう?なぜ行かないんだ?」
と子どもを責めてしまい、母親が止めて家が不穏な空気になったりも。
(父親は全部こうという訳ではなく、こういった傾向が多いという話です)
決して父親を責めたいわけではなく、
男性は
◯◯すべき
◯◯しなくてはいけない
と言われて育った方も多いので、
なかなか不登校を受け入れられないのでは?
とも感じます。
母親は身近で子どもたちが苦しんだ姿を見て、
あきらめや悟りに近い思いで、休ませている場合も多いので、意見が合わないと辛いですよね。
男性側の考え方を知るため、何かヒントにと、この本を読んでみたら、私には発見多かったです。
主人公、さるころさん(女性)
パートナー、ノダDさん(男性)
コロナ禍で自宅にいると、ノダDさんが子どもや家族にキレるため、その理由はなぜか?と考えるところからスタート。
ノダDさんが無言で不機嫌を撒き散らす様子に、理由を聞くと、
ノダD「女の人は嫌なことがあったら人に話すが、男は言い慣れない。」
さるころ「だからきちんと話せなくて、不機嫌を撒き散らす男性が多いのかな」
日本人は「話す」授業を受けていないから話す力が弱い。
なかなか改善できないので、2人でカウンセリング行ってみる。ちなみに夫婦のカウンセリングに行こうとするのは、ほとんど妻からの提案とのこと。
母親がいないときは、子どもは夫に対してすごくいい子らしい
→それはお父さんが怖いから、子どもが緊張している
ノダD「カウンセリングを受けるまで「感情をコントロールする」の意味がわからなかった」
こんな話がたくさん出て来て、なるほどー!
私と見える世界が違っていたんだな…と、興味深く読みました。
もちろん全ての男性が当てはまる訳ではないですし、こんなにうまくはいかないけれど、理解をするヒントにはなりそう。
男性がこの本を読んだら、どう思われるか?も気になるところ。
7月のポレポレにも持参するので、興味ある方パラパラ見てみてくださいね。