児童精神科、メンタルクリニック検討中の方へ。

ポイントまとめてみました。


(私は専門家ではないため、間違いありましたら、ご指摘くださいね)


🔵1,どこの病院に行ったら?


札幌の場合

「子どもの心の診療ネットワーク」という相談窓口があります。

https://www.city.sapporo.jp/shogaifukushi/kodomosinryonet.html


実際にこの窓口に電話しても、どの病院も混んでいて、初診3か月待ちという話も聞きます。



そのほかにも、 

・学校やスクールカウンセラーが病院を教えてくれた

・親の会で聞いたら教えてもらえた

という場合も。


児童精神科だけでなく、メンタルクリニックや

不登校カウンセリングなどもあるようです。


「札幌には児童精神科は30ほど。

元々子どもだけを診ていたところは5院。

児童精神科の需要が増えたため、児童精神科を増やした病院も多いとのこと。」

(スクールカウンセラーさんの話より)


児童精神科とひとくちに言っても、


・小学生までしか受け付けていないところ、(メンタルクリニックは高校生以上のところが多いようです)

・初診予約ストップ(予約を受付をしていない)


・初診予約の曜日、時間が決まっていて(月曜の10時〜11時など)、電話なかなかつながらないという場合も。

仕事されてる方は、予約をとるのも一苦労のようです。


🔵2,児童精神科の特徴


•「カウンセリングより、発達障害のお子さんのケアが得意」

など、病院ごとの特色あり。


・受診のたびに身長、体重をはかってくれる病院もあり、やせ気味など体調チェックできる面も。

学校に通っていないと、計測する機会が無いので、その面では助かりますよね。


不登校だと、過食してしまうか、食が細くなる場合が多いので、健康状態の把握として。



🔵3,代理受診


親が代理で受診できる場合があります。


初診を受け、再診以降の場合。

子どもが元気の無い時、外に出ること、

他人に会うことが辛い場合も。


「受診の予約したものの、本人は行けない、

でも薬はほしい。親が相談したい」

などの場合、親のみで代理受診ができる病院もあります。


→この点は、子どもに席を外してもらった状況で、先生にあらかじめ相談しておくとよいそうです。


(子どもが横で聞いてしまうと、「自分は行かなくてもいいんでしょ?」と通院しなくなるため。)


🔵4,「自立支援医療(精神通院の費用を補助してもらえる制度)」が使える場合も。


(子どもの医療費無料の地域ばかりでなく、地域によっては、子どもの医療費負担もあります。)


「自立支援医療」適用になると、負担が減らこともあるようです。


(ただし、医者の判断必要。症状が軽いと適用外だったり、所得制限がある場合も

https://www.city.sapporo.jp/shogaifukushi/jiritusien_iryou/seishintuuin.html



🔵5, 初診は時間に余裕を持って行く&メモ持参📝

精神科、メンタルクリニックは初診の問診票の質問、書くことが多いそうです。


子どもの様子、質問まとめてメモしていくとよいそう。心の症状は体を見てもわからないので、日々の記録が大事になります。


以前紹介したように、観察した記録がとても役に立ちます。↓




🔵6,(子どもが通院したくない場合)


保護者が自分の診療としてメンタルクリニックに通い、そこであわせて子どもの相談をするという手も。


子どもが出された薬について、セカンドオピニオンとして質問し、意見いただく。


※基本は保護者のカウンセリングです。

保護者さんも悩んでいるので、相談することで楽になれる場合も。


(心療内科への通院は、医療保険に新規で入れなくなるなどの制限もあるので、もし近々入り直しを予定している場合は、ご注意くださいね。ただし、辛いようなら無理なさらずで)


🔵7. 薬が出たら調べる


薬を出されたとしたら、どんな薬か?量は適当か?調べた方がよいそう。


なぜこの薬を?と思ったら医者や薬局で質問すると、教えてもらえます。


「よくわからないけど、出された薬飲んだら眠いと言って困っている」


「勝手に薬を飲まなくなり、気分が落ちてしまった。なぜ?」


 といった質問、たまにネットで見ます。


病院にまかせるだけでなく、うつ病についての本を読むと、薬の種類の解説が。


この薬は眠気が出る、出ない。

効き目が強い、弱い。

効く期間が短い、長い…など。


不登校は病気ではないですが、子どもたちはストレスからうつ症状のような状況になっていると感じます。

体調によっては、薬の力を借りる場合も。


🔵8. 精神科、2院同時通院は不可。


札幌市はそのようです。他の自治体は調べていないので、ご確認ください。


2院以上になると、薬が重複してしまう場合があるからと聞きました。


前に通っていた病院に紹介状を書いてもらい、次の病院に転院するシステムです。


次の病院と合わずに前の病院に戻る患者さんもいるそう。


⚠️大切なこと⚠️


ここまで書くと、「児童精神科行った方がいい?」と思われるかもしれないですが、なによりも医者との相性が大切とのことです。


残念ながら子どもの不登校、体調不良に理解の無い医者もいるからです。


(ここからの私の体験談、ちょっと読むと嫌な気持ちになるかもしれないので、今、気持ちが弱っている方はご注意くださいね)



とあるメンタルクリニックに私が受診。

「子どもが腹痛で学校を休み、私も辛い」

と伝えたところ


「学校に行かない?そんな変わり者のお子さんいたら、お母さんも大変ですよね」

と言われたことが。


「私はお金を払って、なんでこんな失礼なことを言われなくてはいけないのか?」

と、愕然としました。


悲しくて、こんなにも理解をしてもらえないのかとその後怒りに。


私のように傷つけられる人を1人でも減らしたい!と、このブログを書く原動力になっています。(逆に言うと、パワーの源になってますね😊)


その後、違うメンタルクリニックに行ったら、とてもよい先生に出会い、元気に。半年ほどで通院やめました。


こんな経験しているので、必要以上、合わない通院は怖い面もあると考えています。


お子さんが高校生以上で、メンタルクリニックをお考えでしたら、まず保護者の方が受診してみてはどうでしょうか?


そして、この先生だったら大丈夫というところに連れて行くのがいいのではと感じました。


いずれも病院によって対応はさまざまです。

各自ご確認くださいね。




(注意 心療内科や精神科に通院したことがあると、新たに生命保険に加入できなかったり、心療内科の受診履歴を保険会社側に告知しなければならないそう。


https://money-career.com/article/1592


ですので、近々保険に入る予定がある場合はご注意くださいね。とはいえ、体調優先にて。