のドラマCD「愛と幻想のセレナーデ」を聴きました。この作品といえば、官藤官九郎さん監督、長瀬智也さんと中村七之助さんが主演で映画が公開されたのは知ってましたが、内容がどんなのかは全然知りませんでした。で、ドラマCDを聴いてみた感想は、不思議な感じの作品でしたけど、おもしろくて私は好きでした

あらすじ→弥次郎兵衛(やじろべえ=弥次さん)と喜多八(きたはち=喜多さん)はディープに愛し合う仲。が、喜多さんはひどいヤク中だった。「オイラ、リヤル(現実)が分からねえ」と虚ろにつぶやく恋人・喜多さんを何とか治してあげたい弥次さんは「リアルは当地にあり」と書かれたお伊勢参りのチラシに望みを託し、手に手をとってお伊勢さんを目指し江戸を後にする。が、禁断症状に苦しむ喜多さんを連れての旅は、様々な波乱を呼ぶ事になるのだった・・・。

ってな感じです。最初の一文を読むと「ん?BLなのか??」と思いますけどそんな感じはあまりしません。ま、冒頭で弥次さんが「俺たち、ホモなんでさぁ」って言ってますけどね(笑)。喋り口調は昔の江戸っ子口調で、「てやんでぇ」とか「べらんめぇ」とか言ってます。途中薬売りのカエルが出てきたり、カマボコになりたがる生首が出てきたり、江戸なのにメイドがいたり、牛丼屋があったり、ほんとに不思議ワールドです。一見理解しがたい世界かもしれませんが、私はおもしろいと思いましたキャラもそれぞれ個性的でよかったですよこれを聴いて映画がものすごく見たくなりました。と、思ったら何ともタイミングの良いことに、今月WOWOWで放送するんですよねー絶対忘れないようにしよう!
ちなみにキャストは弥次さん:諏訪部順一さん、喜多さん:櫻井孝宏さん、松平空の守(カマボコになりたがる生首、最初は人間だった):谷山紀章さん、カエル(薬売り):石田彰さん、ほか中田譲二さんや子安武人さん、福山潤さんも出てます人によって賛否両論がある作品のようですが、私はおすすめです
ただ原作がしりあがり寿さんなので、イラストが強烈ですけどね(笑)。

あともうひとつ「エターナルガーディアン」のボーカルアルバムも聴きました。評判が結構微妙だったような気がするのですが、思ってたより良かったです(すみません、失礼な発言を)吉野さんと福山さんのデュエットも結構良かったですよ~そーいえばエターナルガーディアンってどうなってるんですか??これからも続くのでしょうか・・・ってあのまま終わられても困りますけどね(笑)。