
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000630215/blog/bidA063160800.html
高齢にしろ若者にしろ、ダンスの経験(習ったこと)がないと、
「自分は踊れない(=足が動かない)」のだと思い込みがちです。
「踊れる」=「正しいステップを〖決まり通りに〗踏める」ならば、
それは、踊れる人(先生、先輩など)から習わなければ、無理です。
ところがダンスパーティーに行って「踊りを楽しむ程度」なら誰でも出来ます。
さらに、高齢者の体操教室で「楽しくリズムに乗る」のなら、もっと簡単。
でも周囲から「カッコ悪~~。お猿さんみたい~」なんて言われたくないですね。
ここで効いてくるのが「美しい、正しい姿勢」です。
上のイラストは手近なネットに出てきた簡単なものですが、
とにかく「耳が肩先に乗っていて、猫背じゃないこと」が重要なのです。
そして車の両輪のように必要なのが、身体の「しなやかさ」です。
いくら美しいバービー人形のようなスタイルでも、
呼吸をしていない「固いお人形さん」では魅力がありません。
私が指導している①ラジオ体操グループや②男性だけの体操グループでは
「ダンパなんて行ったことない」人が殆どで、
みんな「踊れっこな~い!」と、信じ込んでいます。
でも、両足は床に着けたまま、重心を左右に揺らせば、
それはSwingの踊りです。
この時に「自信なげに、恥ずかしそうに虚ろな眼を床に落としている」と
突然、その動きは「踊りじゃなく」なります。
踊りというのは、本来、「嬉しくて、楽しいなど、色々な感情を表現する」手段
なので、「楽しそうに、嬉しそうに」動きましょう。
もとい!
「楽しそうに」わざと装うのではなく、
懐かしい楽しい音楽が聴こえてきて、つい「口元が緩んじゃう・・・・・」
身体の奥の方から、「動きた~い!」という衝動が湧いてきて
「自然に動いちゃう」のが本来のダンスです。