救急車が到着したようで、あたしを救出する作業が始まった。


でも、手は痛いし、自力ではでられなそう。


顔は確認する余裕はなかったけど、たくましい救急隊員のお兄さんが、すぐ助けるんで、頑張ってくださいと言って、横転した車のバッグドアから侵入して、運転席から手際よくひきずりだしてくれた。


すぐに担架にのせられ、首、体、足をがっちりホールドされ、救急車へ乗せられる。


救急車内は、ドラマでみたのと一緒だ。



簡易処置を受けながら、免許証の確認、いろいろ質問攻めされ、警察にはドラレコのSDを回収しますねと言われ。


痛いから早く病院に連れていってほしいのに😢


あと、家族に連絡をとりたいんですがと言われ💦



まずい💦💦


事故当日は、月曜日だ。


美容師であるダンナの唯一の休日。


出がけに確認した時は、昼間からお酒をのんで、高イビキかいて、寝てたな💧


すいません、主人はお酒飲んで寝てるので、長男がスマホを持ってるので、そっちに連絡してください。


あと、同居の義父がいるので、長男と義父にかけつけてもらえればと、手が燃えるように痛いのに、スマホ検索かけて、救急隊員に長男に電話をしてもらった。


1コール、2コール、3コール


聞き耳をたててたら、なに?といとしい長男の声。


母からのスマホ着信だったので、急にそこから男性の声で


落ち着いてきいてください。

お母さんが交通事故にあわれました。

長男くんはこのことを、おうちのおじいちゃん、おばあちゃんに伝えて、〇〇病院に駆けつけてください。


おぉー、ドラマで聞くようなセリフ。


長男は 電話の奥で神妙なこえで、返事をしてるのが聞こえてきた。


後で聞いたら、

家族にママが事故った💦事故った💦しか言えなかったらしい。


さー、家族に連絡ついたし、痛いから病院に行きましょうよ。


実は事故現場の100メートル先には病院があり、1キロ圏内にも、大きな病院があった。


そのどちらかに連れていかれるんだと思いきや、救急外来に長けた市外の病院につれてかれた。


ガタガタガタガタ。

はっきり言って乗り心地は、さいあく。

右手にひびく。

でも、文句言ってる場合じゃない。


ふだんは救急車が通ったら、道をあけるんだけど、今回は道をあけてもらう番。。


命に別状はないけど、はやく処置してもらいたいから、みんなどいてー😂🚗