内容の薄い日記ですが、タイトルがカッコよくなりました。
不安と恐怖に押し潰されそうな、この一週間でした。
朝6時に起きる。
毎朝6時に起きる。
新一年生の生活が始まった、火曜日。
たとえ私が6時に起きられたとして、果たして子どもが6時に起きるだろうか?
起きたとして時間通りに支度できるだろうか?
7:30の集団登校に間に合うだろうか?
そんな事にハラハラしながら、思い通りにならない子供の便意が不安を通り越して、苛立ちに変わる
時間ピッタリにランドセル、帽子、算数セットが入った重い手提げを持たせ、靴を履かせたところで、
「…うんちしたい」
ちっさい母親ですよ。
何の罪もない子供の便意にすら、感情をかき乱される。
そもそも、自分が小学生の時に
毎日遅刻して
毎日忘れ物してた
だから、とっても怖いんです。
すごくドキドキするんです。
正直、記憶には無いんですが、
母親や家族が
「あんたは毎日ギリギリに出発しては、毎日忘れ物を取りに帰る子だった。毎日ね。(鼻で笑う)」
と言ってくるので、そんなちびまる子ちゃんみたいなセルフイメージで生きてきた。
そして、水曜日に次男坊の新しい幼稚園の駐車場で、車をぶつけた。
バックで駐車する際に車止めがあると思い込んでたら、無くて、後ろのフェンスにぶつかった。
運悪く、鉄のポールがあって、車が凹んだ。
なんなら、バックのスピードがアクセルも踏んで無いのにえらい速かったので、おっ!?と思ったらもうぶつかってた。
一瞬、私も凹んだけど、
「車をぶつけることって悪いこと?」
フランスの車のバンパーはぶつけてナンボという記憶が浮かんできた。
とりあえず、夫には平謝りした。
その前日に、子の入学祝いで行ったココスで夫に対して「役立たず!」と暴言を吐いた私に対して夫は、
「気をつけてね」
って言ってくれました。
やさしー
神かもしれない。
私には無い優しさを持ってる。
木曜日、さらに追い討ちをかけるように、一週間前から痛み出した私の前歯が、痛みを増して、いてもたってもいられなくなってきた。
もっと早くに歯医者に行けばよかった。
こんなに歯磨きしてるのに、何で虫歯になるの?
神を呪いたくなる。
歯医者にすぐ行かなかった自分も憎い。
明日、絶対、歯医者に行こう。
そうして迎えた金曜日。
朝起きた時に左肩に激痛が走った。
「いたーいっ!」
どんなに叫んでも、誰も相手にしてくれない。
何より、起きられないほどの激痛を伴う寝違え。
どうしよう、すごく痛い。
どうしよう、歯医者に行こうと思ってたのに。
歯も痛い。
どうしよう、幼稚園に送って行かなくちゃ。
車の左確認ができない。
どうしよう、すごく痛い。
寝たきりで天井を見つめながらの
絶望
とはいえ、痛い痛いと、大騒ぎしながらも起きて
子供を送っていき、車に乗り歯医者にも行くんです。
体を少し右に傾かせながら。(左を向くと痛いので)
結局虫歯ではなくて、知覚過敏でした。
すごく嬉しかったです。虫歯でなくて。
そんな、一週間でした。
こんな私が子に言えることがあるなら、
毎日遅刻して忘れ物しようが、
なんとか生きていけるよ。
もしかしたら、子は、遅刻もしない、忘れ物もしないような人間かもしれない。
余計な気を揉まずに、見守ってやることが子の為なのかもしれない。
迷惑な親である。
(キートン山田)
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