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昔、有栖川有栖さんの本で
「有栖の乱読」という本があり、中学生だった自分にはこの


「乱読」


という言葉にシビレました。

「カッコいー!使ってみたいー!」

20年の時を経て、日記のタイトルに使ってみたよ、自分。



「ご趣味は?」と、聞かれれば

「読書です」と、答えます。


先日の息子との会話

「お母さんはなにをしてる時が一番楽しい?」

「んー、本読んでるときかな」

「それはすごくつまらないね」


って言われました。



本棚にある本を、ふと思い出しては読み返します。乱読のち熟読。

一年後に読むと、明らかに感じることが違っていていつも感激します。

本は変わってないのに。


今日読んだ本は「空」Mana著

何年か前に買って、3度目の読み返しになるか。

初めてこの本を読んだ時の感想は、

「すごい!すごい!全ての真実が述べられている気がする…でも、さっぱり理解できない!!」


日本語なので読めるんですけど、理解できない。でも、本当のことが書いてあるんだろうな、ということは感じる。



そんな素敵な本でした。

一年の時を経た今日、首を縦にブンブン振りながら読みました。

こんなにわかりやすく、丁寧に書いてあったんだ!と目からウロコです。

しかも、読んでも読んでも終わらない、あの手この手で抜かりのない説明よ。

今年のテーマである、「自分を愛する」に関する記述もなんども出てきました。

「自分を無条件に愛する」



「わたし」は、肉体じゃないんだよ
頭に浮かぶ考えも、「わたし」のものじゃないんだよ、すべての経験が「わたし」の喜びなんだよ、気に入らない現実を作ってるのも「わたし」なんだよ

「わたし」ってなに!?

そういうことに答えてくれる本だと思いました。