フリーランス歴は1年7カ月

私は2022年4月からフリーランスになりました、現在は2023年11月なので1年7カ月ほどフリーランスを経験したことになる。

フリーランスは自由なのか?

フリーランスは自由なのかという問いに対しては、働き方や業務内容、人間関係を選ぶことができるので、この点では自由だと思う。

働き方

私の場合はフルリモートワークが案件を受ける絶対条件なので、出勤を必要とする案件は絶対に受けない。もともと、フルリモートワークをやりたいがために、フリーランスになったので、これは当然といえば当然。

業務内容

業務内容もやりたい案件しか申し込まない。というか、私の場合、「やりたい案件」≒「やれる案件」なので、このへんは助かっている。

私の取り組める分野は、SEOや広告運用、SNS運用であるが、どの案件に取り組むのも本当に面白い。このため、案件を獲得できたときはものすごくうれしいし、業務が始まった後もいやだとか、面倒とか思ったことはない。

人間関係

他に「人間関係」という点でも、やりたい案件しか現状ではやっていないと思う。厳しそうな担当者であれば、すぐに退散する。

この点、サラリーマンだったころは人間関係を選べず、気の合わない同僚や先輩がいても、ひたすら耐えるしかなかったのと対照的である。

耐え忍ぶことから解放されると、ある種の「快感」を感じることもある。例えば、面接担当者がどうにもパワハラ体質な人だと感じれば、こちらから面接を中座したこともある。また、業務の担当社員で揚げ足取りばかりしてくるような人に当たってしまった時も2週間で退散した。

サラリーマン時代には我慢することも多かったので、自分から「No」といえることは、一種の快感ですらある。

以上の働き方・仕事内容・人間関係という点でフリーランスは自由だと、私は思う。

注意点!


ただ、勘違いしてほしくないのは、フリーランスが「自分の働きたいときに働いて、休みたいときに休める」ような仕事ではないことである。こんなことをしていると、すぐに案件が終了してしまうと思う。

私は上記のようにけっこう自由に案件に向き合っているが、これが出来ているのも通常の業務をこなす中で、仕事ぶりをクライアントが認めてくれているからだと思っている。だからこそ、参画中の案件はある程度契約継続できているし、新たな契約もわりとすぐに見つけられる。

これは私の感覚であるが、クライアントから認められると、「仕事が続きやすく、新しい仕事も見付けやすい状態」になる。しかも、一人のクライアントが認めてくれれば、他のクライアントも同様の反応を示すことが多い。こうなると強いし、自分主導で自由にフリーランスライフを楽しめている感覚がある。

なので、大前提として、必死に案件に向き合って、クライアントに認めてもらえれば、フリーランスが自由だということだと思う。

決してフリーランスが「自分の働きたいときに働いて、休みたいときに休める」仕事ではないと肝に銘ずる必要がある。

余談:フリーランスになるメリットとは?

これは蛇足になるが、フリーランスになるにあたって、税金や社会保険の知識がなかったり、家計簿の管理や節約ができない、住宅ローンや生命保険、教育費の知識の欠如も支出の増大を招き、致命傷になると思う。

逆にこれらを押さえれば、税金・社会保険対策は完璧、家計管理も完璧、住宅などの大きな支出も最小限で切り抜け、さらに個人事業主としての立場を利用して補助金申請も可能となる。

ここまでくると安定度はサラリーマンを上回る状態になるし、ここまでやらないとフリーランスになるメリットはないと断言する。