硫黄島ときくと、太平洋戦争中の激戦地というイメージを持たれている方が大半かと思います。

しかし、下の記事は戦前の硫黄島の住民の方が書かれたもので、戦前の硫黄島での暮らしを画像ととも記載されています。

 

私はあの日から、誕生日を祝うのをやめた。硫黄島に生まれた彼女の73年

 

正直にいうと、私の硫黄島に対する印象は、映画「硫黄島からの手紙」を見たときのイメージそのままで、硫黄島と聞くと、凄惨な戦場という連想しか浮かびませんでした。

 

しかし、上記の記事を拝読して、戦争前の硫黄島にはごく当たり前の日常があり、人々の平和な日常があったのだと、改めて認識しました。しかも、画像が白黒ではなく、カラー化されている点からも、深い印象を受けました。

 

記事中の奥山さんのお話からも、島での暮らしがのどかで、楽しかったものだったと、うかがわれた。このことも、「硫黄島の戦い」との対比があまりにも強烈で、自分は深い印象を受けました。

 

翻って、現在の世界に目を向けると、80年前と同じように戦争が起きています。ガザ地区での戦いで、犠牲になっているのは、民間人です。いつの時代も弱い立場の人たちが犠牲になっている事実は、全ての人が考えなければならない問題だと思います。

 

人類はいつになったら、歴史から学ぶのでしょうか?