「最近世の中は悪い方向に進んでいる」と考えている人は本書を読むべきである。
というのも、データに基づいて分析すると世界はどんどん良くなっており、
悪くなっているというのは本能からくる思い込みに過ぎないからだ。
本書で提示されている13の質問は、我々の世の中に対する理解が
いかに浅いものであるかを教えてくれる。
本書で紹介されている「ファクトフルネス」を取り入れると、誤った思い込みを脱して
客観的な世界の見方ができるようになる。
判断力が上がり、次に何をするべきか見極められるようになる。
新型コロナで先の見えにくい現在だからこそ、ぜひ身に付けたい視点といえる。