旧友と、彼女のお子の卒業展覧会にいきました。
その子の作品は写真でみせてもらったことは
あって、絶対みたかった。
絵からは静謐さと真剣さがつたわってくる
作品世界が好き,きっとこういうの「ファンで
す」っていうんだろうな(上沼恵美子さんみた
いだけど)。
いろいろ語ってくれる絵をみせてもらえて
嬉しかった。
となりの会場では、エゴン・シーレ展がやっていました。
30年ぶりの回顧展とのこと!
私たちは入り。。ませんでした。
30年前、エゴン・シーレの展示をみた私たちは,
それでもエゴン・シーレについて、話すことが
いっぱいありました。
「嫌いだったよね。この線をみるとぞっとするって。」
「そーなんだよ、でももう大丈夫になった。
クリムトも好き」
独特の、引っ掻くような線.それを彼女の感性
は受け付なかった。でも私はその迷いのなさが
美しいと思い、そんなデッサンが描きたくて、
線描のデッサンをたくさん描きました。
▲当時の私の裸婦デッサン
▼前回のカタログ
絵を描いていれば許される、私達の幸せな時代でした。