日本の美術って,よくわからないことが

ありました。シブスギナイ?

これはきっと,茶道を習わないとわからない

のかもしれない、と思いました。

高い敷居を勇気をだして乗り越え、茶道の門を

くぐり、しばらくたちますが、

 

物覚えがわるくて、全く覚えられません!!

いい年をして知らないこともたくさん.でも

その世界観がとても好きで、思い切って

よかったと思っています。

 

 

なにより人生のいいお年頃世代に入り,勉強する

たのしさに出会えたことは幸せです。

 

でもまだわからないことだらけ。

道具の組み合わせ方も,よくわかりません。

わからないことはみるしかない、と、

 

五島美術館「茶道具取合せ展」に行きました。

         (会期終了してしまいました。)

 

上記の茶入れ、釉薬が美しかったです。

小堀遠州により「月迫」の銘がついていました。

月が迫る、12月のこととのことです。

 

私は裏千家ですが、先生が道具の組み合わせに

ひとつ、遠州流を入れるといい、とおっしゃい

ます。上記カタログの茶杓も遠州のもの。

とても優美な、薄作りでした。

 

 

根津美術館にいってもおもうことですが、はぁぁ、

あの頃の数奇者というのはスケールがすごい!

 

 

現在、私の小さなコレクションの、ささやかな

茶碗のためにも(説明書をにらめつけながら)

帛紗を作ってあげています

 

 

 

余談。「曜変天目ぬいぐるみ」が入手困難

らしいですが(発想がすごい!)

 
 
五島美術館のミュージアムショップでも古伊賀
「破袋」のタオルやポーチが売られていました