行こうと思いつつ行けてなかった
日暮里の、朝倉彫塑館に行きました。
行く前から好きになるって予感があったとこ
ろ。キャッチコピー「朝倉流哲学を愉しむ」
ーーうん、哲学!ほんとだ。
彫刻家のアトリエのつもりで行ったけど,
彫刻というより、『朝倉文夫』でした。
朝倉文夫が暮らしたぬくもりがあって、
ゆるぎない美意識が隅々まで行き渡っていて、
豊かな時間な流れていました。
さりげなく李朝や染付の壺もあります。
日本民藝運動の頃、柳宗悦らと親交があった
のかな。と想像してみます。
屋敷の中庭がまるごと池。
この池のお庭がまた素敵。
座敷に座って池を眺めながら、
また来よう、とつぶやきました。
朝倉文夫といえば猫の彫刻のイメージが
強いのですが,そこここに猫の彫刻が
おいてくれてあります。それが文夫の日常を
より、感じさせてくれました