事情をよく知っている友達は、
私に「1号のことは許してあげたら?」と言っていた。
それはすごく私の心に重くのしかかっていた。
「そうなの?許すべきことなの?」と。
でも、
その友達も、
先日、些細なことで自分の子供に怒って音信不通になったという
(些細なことと表現したのは、私の意見。友達本人はかなり怒っていた)
友達と話していて気がついたことは、
結局、親と子供のギャップが原因なのだということ。
子供というものは常識をまだ身につけていないため、
小さい頃は非常識な行動をすることがあるが、親はまだ子供だからと許す。
そのうち、子供はだんだん常識を身につけて大人の振る舞いをするようになり、
大人同士の付き合いができるようになる。
ところが、ある種の子たちは、
常識を自然に身につけることができず、
20歳過ぎても非常識な行動をする。
というか、いつまでも自分の家庭での立場が変わらないと思っている。
そのある種に、うちの子も、友達の子も入っているようだ。
自分はいつまで経っても子供だと思っている。
なんでも許される子供なのだと。
私から見て、
友達が怒っていることが些細なことと思えるのは、
人の子はいつまでも子供の感覚だからだろう。
大人として見ると、やっぱり非常識なことだものね。
その友達が、私に許してやったらというのは、
同じ原理なのだと思う。
ただ人として常識的に対応して欲しいと思っているだけだ。
変わるべきなのは(私と友達の場合は)、
子供自身の認識。
君たちはもう立派な大人なのだ。
大人の対応を求む