1号は、

「自分がいると、お母さんを悲しくさせてしまうから家を出るよ」

と言ったことがあった。

いやいや、自分のお金で出るならいいけど、

学生なんだから、誰のお金よ。

となった。

 

お母さんを悲しませるのが嫌→家を出る

って思考はおかしくないですか。

なぜそうなるのかを考えない。

 

私もその当時はなんで1号とうまくいかないのだろうと不思議に思っていた。

随分疲れていたのだろう。

 

今考えると、

やつは厨二病だった。

大学生になって遅い思春期を迎えてしまうと

本当にどうしようもない。

 

行き先を告げずに出かけ、

朝帰りをする。

流石に朝帰りは誰でも心配になるでしょう?

 

1号は自分は成人しているのだから、

言う必要なはいと言っていた。

 

そして、留年。

 

普通ならそこで態度を改めるだろうが、

そのまま変わらずで、

就職浪人。

 

旦那は何も言わない。

私が汚れ役だ。

親なんだから、言わないわけにはいかないことがある。

それはかなりストレスなことだった。