甲状腺に腫瘍ができました⑥ | 甲状腺乳頭癌と子宮頸がん高度異形成になりました

甲状腺乳頭癌と子宮頸がん高度異形成になりました

2021/09/27 甲状腺乳頭癌の告知。
2024/06/26 子宮頸がん高度異形成の確定
8月に円錐手術を控えています。

ここまで、いろんな体験談などを読ませていただき、助けられたので、私の経験が誰かの糧になれば。と
病気に関係ない内容も含みます

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B病院での診察を終え
先生から具体的なお話をしていただいた事で
わからないこと、知りたい事が具体的になりました。

自宅へ戻り、Google先生に色々聞いてみると
そこそこ、ショックな情報が色々とでてきました。

最悪は、悪性リンパ腫なのかなぁ・・・
なんて思いつつ、病院の記事や癌の特集記事など
片っ端から読み始めました。


A病院で検査結果を聞き、
対応に納得いかずにB病院に行ったのは
どちらも同じ日、2021年7月9日金曜日


翌日、7月10日(土)のお昼ごろ
携帯電話に、知らない番号からの着信がありました。
 

私個人の携帯電話ですが、仕事でもそのまま使っているので
よく知らない番号からの電話があります。
 

仕事の電話かと思ってでてみたら
昨日行ったA病院からの電話でした。
 

「昨日お伝えしたお話以外に、先生から検査結果についてお話したいことがあるそうです。できるだけ早めに通院してもらいたいんですが、いつ来れますか?」
 

A病院に対しては
イライラMAXの私・・・
 

電話もらうほどのこと?!と不安な気持ち半分
今更なんだよ!という、ますますのイライラ半分
 

先生に次の来院は1年後で良いと言われた。電話ではダメなのか?と聞いてみる

案の定、電話ではダメとのことで
仕方なく、翌週で予約を入れる事にした・・・


そして、次週の火曜日
嫌々A病院へ行くと、先生から告げられたのは

「あなたがあまりに嗄声の事と、喉の違和感をおっしゃったので
 念のため、別の病理医の先生に検査結果をみてもらいました。」
 ↑
ここ、けっこう恩着せがましい言い方されて
またムッとしてしまって(^▽^;)
 

えっ、私の見方が悪い?!



先生
「結果的に、良性と断定できないと言われました。
 C総合病院に紹介状を書きます」
 

突然の、やっぱり良性じゃない宣言!!!


ただ、B病院行っちゃったしどうしよう・・・
と、焦る私
 

思わず先生に
「C総合病院に行くかどうかは、少し考えてから決めます。」と伝えたら
 

先生は、ビックリ
いや、ギョッとして「この人何言ってんの?!」って顔してたな(笑)


知り合いに、東京のD病院が良いと言われたから・・・という
当たり障りのない理由を伝えたところ

畳みかけるように

「このコロナ禍に他県移動って、何言ってるんですか?
 緊急事態宣言出たら通院できないし。
 C総合病院は県内でもトップクラスの症例数だし
 耳鼻咽頭外科は他県からも来るような病院です。
 僕はとにかく紹介状は出しましたから、あとはあなたの勝手ですけど」
 

と、最終的には「私は紹介状だしましたからね」を念押しされた。
 

やっぱり、この先生は最後まで好きになれなかったな。。。


とにもかくにも、総合病院への紹介状という
人生初めての出来事に、若干戸惑い

A病院を出た私は、すぐにB病院へ電話をした
 

検査結果が出ていない事はわかっているけど
先生にどうしても直接お話したい旨を伝えて
病院に向かう
 

この時ばかりは、B病院が予約制じゃなかった事が幸いし
行って順番待てばOKでした。
 

B病院の先生は、突然来た私にビックリしていたが
事の次第をすべて説明して、A病院からもらった紹介状と検体?的なものを
先生にお渡しした


実は、この病院が初診じゃなかったこと
前の病院では、先生と信頼関係が築ける気がしなくてコチラに来たこと
その病院で、良性の判定が出た後に電話が来て、今日悪性の可能性を伝えられたこと
この紹介状を出されたこと

私としては、先生に丁寧に説明していただいた事で
コチラの病院にかかりたいと思っていること


なんか良くわからないけど、途中から泣けてきてしまった
 

先生はさぞビックリしただろう

良い年した大人が、突然おしかけ
色々話はじめて、泣き出したわけだから
 

情緒不安定にもほどがある(;´д`)
 

今思えば、平気なふりしていたけど
実はショックを受けて、不安だったのかなと思うけど・・・
それにしても。である


先生は、私の話を整理しながら聞いてくれたあとに

「実は私からも、あなたにお電話しようと思っていたの」と話し始めた
 

何々?!悪い話??と思って身構えたら

穿刺吸引細胞診が失敗で、細胞がしっかりとれていなくて検査不能だったとのこと
なんでも腫瘍が固くて、取りづらかったそうで・・・
 

先生
「血液検査の結果はちょうど出ていて、橋本病は間違いないです。
 甲状腺に関するその他の数値には大幅な以上は無いんだけど・・・
 コレステロール、脂質異常とか、これは食生活と運動。
 あとから冊子渡すから、少し体質改善していきましょう」

等々の説明がありました。

そのうえで、先生からは

「細胞診の結果は無いけど、この先生から紹介状が出ているなら
 うちからも、すぐに紹介状を書きます。
 C総合病院、ここは私も間違いないと思うから
 C総合病院にしましょう。
 細胞診だけうちでもう1回やっても、結局、総合病院じゃないと
 これ以上の検査はできないの。
 ただ、C総合病院はとにかく耳鼻咽喉頭頚部外科が混んでいるから・・・
 すぐに予約がとれるかわからない。
 明日病院に電話して聞いてみるから」

とのお話でした。
 

A病院から、B病院から、それぞれ紹介状がでるほどの状況なのか?
と思ったら、怒涛の展開に気持ちがついていかなかった。
 

ボケッとしていた私をみて、先生が
「大丈夫?不安だよね?」を言ってくれて

また、涙があふれ出た。