今日、友人から飼っていた犬が虹の橋に旅立ったとの連絡がありました。
家族の一員としてとても可愛がっていたのを知っているので、その心境を思うとかける言葉も見つかりません。
私は今、8歳になる三毛猫と暮らしていますが、その前は実家でビーグル犬を飼っていました。
家族の末っ子的な位置付けで、家族みんなから可愛がられていました。
食いしん坊の犬種なので、人の注意が逸れているときに食卓に載っている食べ物をパッと食べられてしまうことが多々ありました。豆腐を2丁半食べられたり、とうもろこしを芯ごと飲み込まれて後から大変な目にあったりましたが、今では家族の笑い話として大事な思い出になっています。
ビーグル犬が高齢で、いよいよ旅立ちそうだという日は、その頃、実家を出ていた私も妹も実家に戻り、ビーグル犬の見送りをしました。
その日は息が苦しい状態で、それでも夜まで頑張り続けている様子でした。ちょうど父だけが不在だったのですが、母が、もしかして父が帰るのを待っているのかもしれないと思い、ビーグル犬に「もう頑張らなくてもいいんだよ」と声をかけたら、数分後、スーっと眠るように息を引き取りました。
私たちが話していることは何でも伝わっているようでした。
旅立ってからしばらくは思い出すたびに涙がこぼれるといった具合でしたが、その悲しみも自然と癒えて、今は、思い出すたびに、胸が暖かくなります。
犬は愛そのものです。たくさんの愛をありがとう❤️