黄金の都シカン展:第2会場(高知県立美術館)


(3/21)引き続き、『インカ帝国のルーツ黄金の都シカン展』で1日ブログ記者は第2会場へ。
第2会場は、シカン文化の環境条件、卓越した技術、社会構造。


出土した壷のモチーフ、ヒキガエル、鳥、鹿、カモ、中でもヤマビスカーチャのが可愛い!でもよくシカン神の脇を固めてる蛇は蛇には見えないのであった。。。猫科の大型獣や無毛犬(へアレスドッグ)、猫にザリガニ。生活に密着したモチーフになるんだろうなー

金属加工はキラキラ出土品からも見てとれるように合金、砒素銅、土器を作る道具も細かい。この金属の副葬品で身分も推察できるという。


「実験考古学」黒色土壷の再現実験VTRもすごい!どうやって作ったのか推察する話はよく聞きますが、再現してみるのは珍しいのでは。現地の木と家畜の糞、強度とかはどうなのかなあ。


墓の主たちはやはり高位の貴族なのか、銀のチュニックにケロ、供物のミニチュア土器と手のかかってるものだらけ。生存中の栄華は木製の輿の裏側の銀やトルコ石細工のミニ兵士達に守られてることから、パレードは前は黄金の大仮面、裏は銀で太陽と月?なんて想像しました。


駒吉の日記-シカン2

黄金きらきら(そういえば日本も黄金の国ジパング、なんて思われてたのですよねえ)に惹かれて応募したのですが、1000年も昔の、それも日本からいうと地球の半周したくらいの距離。何を食べ何を信じ何を考えていたのか。まだまだ謎だらけの歴史、地道な発掘と研究、ハイテクを駆使して解明していくのは古代人と現代人の知恵比べかなーなんて思いました。


会場出口ではシカン展グッズや南米のお土産物多数。キティちゃんがここにも・・・!!!ポストカードと若草色のアルパカニットジャケットを購入しました。
そしてブログ記者へオリジナルグッズとしてキティちゃんのクリアファイル(シカン展バージョン)とメモ帳、アンデス人形のピンをいただきました♪

※1日ブログ記者はデジカメ撮影(フラッシュなし)は許可されてました。通常は撮影禁止なのでご注意下さい※


インカ帝国のルーツ黄金の都シカン展
http://www.kutv.co.jp/event/shikan.html
http://www.tbs.co.jp/sicanten/

駒吉の日記-シカン3

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