17/30 スーパードラゴン③ | 蘇れ!駒木スペシャル

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ミニ四駆ジャパンカップ初代チャンピオンマシンのレプリカ製作記

スーパードラゴンのお話のつづきです。

 

②リヤローラーのバンパーの向きを、ファイヤードラゴンではウイング効果を狙った方向に取り付けていましたが、当時のミニ四駆のフロントバンパーは、マシンを押し上げるような形状(向き)だったので、これではコースアウトし易いのでは?と考えました。

 

そこでスーパードラゴンでは、リヤもマシンを押し上げる方向に変更しました。相乗効果として、更なる軽量化を行うのと同じ事では?という期待もありました。

 

③ワンウェイホイールの裏側や、シャーシ側面、そして今まで敬遠していたフロントバンパーへの穴あけを追加し、更なる軽量化を行いました。

 

 

ただ、フロントバンパーの穴あけは失敗でした。コーナーリング中の剛性が損なわれて撓み、不安定さを引き起こしていたようだったからです。レース後の解説でも、タミヤの前ちゃんが「ちょっと不安定でしたけれど」とおっしゃっていました。

 

それと、当時は知る由もありませんでしたが、モーターやバッテリーのコンディション状態の差などもあったのかもしれません。目標としていた横浜大会の記録更新は、残念ながら出来ませんでした。

 

しかし、東京大会では優勝する事が出来ましたし、ファイヤードラゴンを上回る工夫と改造を施したマシンですので、自分の中では最も思い出深い1台です。

 

 

つづく・・・

 

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