昨日のセカンドオピニオンの先生(肝胆膵内科)から総合病院の主治医(消化器内科)に預かってきた封書を渡し、転院希望を伝えました。
今の病院では不可能なPRRT(ルタテラ)が選択肢にあるならと先生は「いってら~!」と。
看護師Yさんも「良かったね。」と送り出してくれました。
気になる大腸検査の時の小さなポリ-プは、5年ほったらかしでも良い程大丈夫なものだって。
「落ち着いたらいつでも来て」との事。
診察室を出る時は私は笑顔になっていました。
思い返せばですよ・・・。
2月下旬の初診時に「あ、消化器内科の〇〇です。」と不愛想に自己紹介する主治医に一瞬緊張したのですが、検査後の説明の時は解りやすく簡潔に、包み隠さず「肝細胞癌と胆管癌の疑いです。」と状況を伝えてくれました。
そして次の日に肝生検、次の週に胃カメラと腸カメラとポンポンッと予定を入れてくれました。
肝生検後には変顔付きで病室まで様子を見に来てくれました。
その辺りから何となく思ったより気さくで話しやすい先生だな・・・と感じていました。
1週間後、腸カメラを始める前に、
「先日、肝生検で取った検体が不十分だったんだよね」
「ちょっとは取れてるけど、かすった感じ」
「できたら、もう一度しっかり取りたいんだけど、いい?」
と言われて、明日の予定で承諾。
「腫瘍マーカ-が全部陰性なんだよな・・・。」と呟いていました。
次の日、肝生検2回目。
病室まで様子を見に来てくれました。
肝生検の結果が出てすぐに連絡を下さって、「明日来れる?」って診察&結果説明を予約日より2日早めてくれました。
そこで「神経内分泌腫瘍」の確定診断。
がんには変わりないけど、肝細胞癌よりは進行がゆっくりなのと治療法が全然違うので再度説明してくれました。
そこで、今の病院では不可能な治療法があるので、セカンドオピニオンを勧められました。
出来る検査はここでやっていくと待ち時間が少ないという事で、オクトレオスキャン検査の日の次の日に診察、次の週初めにセカンドオピニオンと決まり、今に至ります。
この先生の判断&提案で、2回目の肝生検をしていなければ・・・。
今頃は抗がん剤を始めていて、数カ月後に「効かない」となっているかも知れません。
本当に感謝です。
帰宅してすぐに昨日のセカンドオピニオンの先生の初診予約を取りました。
電話口の予約センタ-の方、とても親切で丁寧でした。
これだけでも気分が上がりました。
初診予約は来週月曜日。
いよいよ治療開始まであと一歩かな。