仕事で、講習会にはでれんかったので、



懇親会から参加に・・・・。




しかし、 名古屋支部 


知らない間に  結構な人数。




いやあ、 めでたい、めでたい。 



Kさんも 税理士になられて、独立されたとか・・・・。


いやあ、めでたい、めでたい。




講習会は、内容がとっても良かったようで・・・・。


でたかった・・・・・。





で、懇親会。


いろんな話で 盛り上がりましたが、



無門会空手における、ヌエ間合いの理論、


完成にいたる道筋において、


必ず通るべきであり(このあたりは天才教育の失敗とその例を絡めて話されていましたので)、


そのヌエの世界をキチンと理解して、


完成されたものは、【強い】と。


ただ、最高のもの(完成されたもの)の認識がなければ、


ヌエの世界で、道に迷い、彷徨うことになる、と。





会長としては、 


武道論、国家論を 完成させたい、と。


そのための ヌエの世界の問題を・・・・・。



で、たぶん16,7年前の、 会長と私との会話の内容を、話されて・・・・。




う~ん、


難しい顔をしていた理由はですね、



最近仕事をしていて、


すごく実感することなんですが、



「社会が失敗を許さない、 失敗を許容できるゆとりが なくなっている」 と。



この世の中で、 はたして、 より 大きな強固(強靭)な ものが 産まれるのだろうか?って。



明日の自分が、今日の自分を越えるために 必要なことは、


「【失敗】ではないか?」って。 



完成にいたる道筋に 【ヌエの世界】 があるならば、


【失敗】を許容できる器が 無ければ 駄目なんじゃないか、と。


そのために必要なことは、 【失敗】で 大怪我しない 理論とか 


挽回できる理論が 


必要では ないんかな、と。 



そこんとが ないと、


エリート教育って、 結局 軌道のレールを走る 教育になって、


それは、 現実世界の 【ヌエ世界】 に 対応できる 強さには ならず、


一度(ひとたび) 軌道のレールを外れれば、 終点を目指すことはできないのだから、


【ヌエ世界】を 彷徨うことになるんかな・・・・・なんて、




考えていたんです。




経済的にゆとりがある、 国力がある 時代には、 


理論以前に、 理論などなくても、 


ゆとりがあるがゆえに(ベクトルが上向いているがゆえに)、


失敗も 回復できるかもしれませんが、



いまの日本の状況を 考えると、


【正しく失敗できる】 環境整備を 整えなければ、


確実に 【負ける】 ということになる、と。 







で、まあ、 フランスでの演武会に行かれたときの お話しで、 


その前日に フランス人たちと 寿司店 に行かれたとき、


フランス人は しゃべりっぱなしで、 


会長たちは フランス語わからないので、静かに食事していたら、


「緊張してるのか?」 って聞かれて、


「緊張なんかするか、最高のものをみせてあげられるのに!」 ってなことを


話されおりましたが、





今朝、 TV番組で 【フランス人VS日本人】 みたいなことやっていまして、


「絵画を見せて感想を聞いて」 ってところで、



フランス人は 先ず なんでもいいから、話し始める、


日本人は 先ず なんか言おうとして 考える、言葉に詰まる、感想がでない、



って。 


まあ、 ワインの表現みたいな話で、【神の雫】 なんてのも、 


あの、フランスでウケが 良いのは そんな理由なんだろうな って考えると、 



フランス人の空手 に対する 考え方 取り組み方ってのも、理解できるような・・・・。









ということで、 



難しい顔していたのは、 


【考えて】 いて 先ず 【失敗】 を恐れずに 【言葉にする】 って作業を怠っていたからです。