11月14日は誕生日でした。
昨年は、初めて生(生まれたこと)ではなく、死(この日を迎えられたことを感謝)を意識した誕生日でした。
昨年7月に癌とわかって、癌とわかったからって明日死んでしまうわけでもないし、人として生きることができなくなるわけでもない。でも、治療が終わるまでの間は、言葉にするのはすごく難しいのだけど「生きている実感」みたいなものがなく、不安に押しつぶされそうな日々を過ごしていました。
そんななかで迎えた誕生日。家族には申し訳ないけど「あぁ〜ここまで生きられた」ということが、家族がいつもどおりのお祝いをしてくれるよりも嬉しいことでした。
今年の誕生日は日常とかわらない日をすごしました。
来週、大きなお祝いのパーティをする予定であることも有ると思うのですが、ケーキもなし、乾杯もなし。ただ、家族が顔を合わせたタイミングで「おめでとう」の暖かい言葉をかけてくれる日でした。
ふしぎの国のアリスのティーパーティの歌
「The Undirthday Song(お誕生日じゃない日のうた)」
で「なんでもない日をお祝いしてくれますね。
そう、生きているだけでお祝いすべきこと。1年間、家族が幸せで、わたしの癌も経過観察だけでこれたことはすばらしいこと。
なんでもない日に乾杯。
今日はこれから女子会ランチです。
そのことはまたご報告しますね。
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